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仏政府、破裂やガンの原因となる恐れのあるPIP社豊胸シリコンの摘出に助成

フランス政府、PIP社豊胸シリコンの摘出に助成 がんとの関連指摘で

(2011/12/21、CNN.co.jp)

フランス厚生省は21日、豊胸手術や乳房再建手術で埋め込まれたシリコン製のインプラントががんの原因になる恐れがあるとして、インプラント摘出手術の費用を助成すると発表した。

問題になっているのは、ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)という企業が豊胸手術に使っていたインプラント。

英国の美容整形外科学会によれば、PIPは医療用に適していないマットレス用のシリコンを豊胸手術に使っていたとされる。

CNNによれば、フランスのポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)という企業の豊胸用シリコンに破裂の恐れやガンの原因となる恐れがあるとして、フランス政府は摘出費用の助成を行うと発表したそうです。

しかし、このニュースはフランスだけにとどまらず、他国でも販売されていたとして、更に影響を与えています。

破裂恐れの仏社製豊胸材、オランダ企業が別ブランドで販売

(2011/12/27、ロイター)

世界で約30万人が使用する仏企業ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社製の豊胸用シリコーンに破裂の恐れがあることが判明。

これに関連し、オランダ保健当局は25日、同国内でPIPの製品が別名で約1000人に販売されていたことが分かったと明らかにした。

PIPは豊胸材メーカーとして世界3位だったが、医療用ではなく安価な産業用シリコーンを使用していたことが発覚。

仏政府 豊胸用シリコン除去を勧告

(2011/12/24、NHK)

この製品はヨーロッパのほかの国や南米にも輸出され、フランスのAFP通信は日本を含む65か国以上に輸出されたと伝えていますが、パリにある日本大使館では日本に輸出されたケースはいまのことろ確認されていないとしています。

一方、この製品を輸入しているイギリスの政府機関は23日に声明を出し、「がんとの関連や体内で破れる危険性が高いという証拠はない」として、取り除くことは必要ないという見解を示しました。

NHKの記事によれば、世界各国で販売されており、各国によってその対応は分かれているようです。

【関連記事】

“ワイルド・シングス” のデニス・リチャーズは、豊胸手術に後悔していた




“ワイルド・シングス” のデニス・リチャーズは、豊胸手術に後悔していた。

(2009/6/5、Techinsight Japan)

ケヴィン・ベーコン、マット・ディロンらと共演したセクシー・サスペンス映画『ワイルド・シングス』で、デニス・リチャーズのスーパー・ボディに惚れてしまった男性は数多い。

だがこの度リチャーズは、あの胸は豊胸手術の賜物であり、それを後悔していると人気ラジオ番組で告白した。

映画『ワイルド・シングス』で人気となったデニス・リチャーズさんは豊胸手術をしたことを後悔していると告白しました。

見慣れた自分の本当の胸とその大きさ、これに勝る安心感はないと言い、自分の娘たちにも今の若い女性たちにも、豊胸手術は絶対に勧めたくないとリチャーズは力説した。

手術を受けると、いずれはメンテナンスをする必要がありますし、その点をすべて踏まえた上で手術を考える必要があるということだと思います。







【追記(2017/1/15)】

V・ベッカム、豊胸&減胸手術を後悔していると語る

(2017/1/15、Movie Walker)

英国版ヴォーグ誌の企画で、18歳のころの自分に宛てた手紙を書いたヴィクトリアは、完璧ではない自分を受け入れ、厚化粧はやめて、胸をいじるのもやめなさいと若き日の自分にアドバイスしている。「私はおそらく、『自分の胸をあれこれいじるのはやめなさい』と言うでしょう。

ヴォーグ誌の企画で、18歳のころの自分に宛てた手紙を書いたヴィクトリア・ベッカムさんは過去に豊胸・減胸手術をしたことを後悔していて、完璧ではない自分を受け入れて、「自分の自然な姿を祝福しなさい」と過去の自分に呼び掛けています。