若い女性でも…飯島愛さん「肺炎」専門医が語る恐怖
(2009/2/6、夕刊フジ)
飯島愛さんの死因が「肺炎」であることがわかり、驚いた方も多いと思います。
肺炎は、高齢者に多い病気というイメージがあったからです。
若い女性が肺炎で亡くなる可能性はどれほどあるのでしょうか。
記事の中では、専門医で女医でもある大阪厚生年金病院呼吸器内科医長の鈴木夕子医師によるコメントが掲載されています。
まず、36歳の女性が肺炎で死亡するのは「非常に珍しいこと」と語る鈴木医師。
ただし、「肺炎の中でも間質性肺炎は若い女性でも悪化し、死に至ることもあります。
一般的な細菌性肺炎などは、よほど免疫低下の状態でなければ、死に至ることはめったにありません」という。
やはり、若い女性が肺炎で亡くなることは大変珍しいことのようです。
ただし、肺炎の中でも間質性肺炎は若い女性でも悪化し、死に至ることもあるそうです。
「精神的につらい状況で食事もとらず、栄養状態も低下している時に、肺炎になり適切な治療を行わなければ死に至る可能性はあります。
うつと肺炎に直接因果関係はないと思います。
ただ、うつで免疫低下を引き起こすという報告はあり、同世代の(心が健康な)女性よりは免疫低下の状態にあった可能性はあります」
こうしたコメントを見てみると、やはり治療によって救われたのではないかと思ってしまいます。
規則正しい栄養バランスのとれた食事を行い、十分な睡眠・休養をとり、気になれば病院に行って診てもらっていれば、こうしたことは起こらなかったかもしれません。