by Fabrice Florin(画像:Creative Commons)
製造業従事者の健康状態に問題、長時間労働や休憩不足で―中国
(2011/4/15、レコードチャイナ)
健康状態が最も悪かった製造業界では、高脂血症(73.8%)、頚椎・腰椎の異常(30.1%)、尿酸値の上昇(30.9%)、肝機能の異常(32.9%)、脂肪肝(27.3%)などの症状が目立った。
労働者の健康に問題のある業界の中で最も健康状態が悪かったのが、製造業界だったそうです。
製造業の従事者は、高脂血症、頚椎・腰椎の異常、尿酸値の上昇、肝機能の異常、脂肪肝などの症状が多かったようです。
製造業界の従事者の健康状態が悪化している理由として、以下のような理由が考えられるようです。
調査組織委員会主席の韓小紅(ハン・シャオホン)博士は「製造業界では、約8割が1日8時間以上働き、6割が週休2日を実施できておらず、約7割が疲労を感じている」とし、長時間の労働に加え、休憩やトレーニング不足が健康状態を悪化させていると話した。
また、健康に対する意識不足や食生活バランスの欠如、不健康なライフスタイルなども影響していると指摘している。
今回の記事では、製造業界を中心に書かれていましたが、中国では、肥満・糖尿病が新たな課題となってきています。
健康に対する知識を広めていくことが重要だと思います。
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