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テニス・ナブラチロワが乳がんを告白 マンモグラフィーを受け早期発見につながる




■テニス・ナブラチロワが乳がんを告白 マンモグラフィーを受け早期発見につながる

Martina Navratilova

by Robbie Mendelson(画像:Creative Commons)

ナブラチロワが乳がんを告白「涙が出た」全英9度制覇の名選手

(2010/4/8、サンケイスポーツ)

テニス界のスーパースター、マルチナ・ナブラチロワさん(53)=チェコと米国の二重国籍=が7日、米誌「ピープル」で乳がんであることを告白した。

<中略>

担当医師はすでに乳腺の腫瘤(しゅりゅう)を切除し、5月から放射線治療を開始する。

しばらく定期検診を怠ったと語るナブラチロワさんは、4年ぶりにマンモグラフィーを受け早期発見につながった。

「ちょっとサボっている間にこういうことが起きた。あと1年遅かったら取り返しのつかないことになっていたかも」と胸をなでおろした。

テニスの名選手・ナブラチロワさんが乳がんを告白したそうです。

幸い早期発見だったため、転移は見られなかったとのことです。

 

今回のニュースは、定期検診について考えさせられるきっかけとなりそうです。

ただ、以前のニュースで、「乳がんマンモグラフィー定期検診で議論沸騰=40代勧めず-米政府作業部会」を取り上げましたが、アメリカ政府作業部会によれば、誤判定や過剰診断によるリスクと受診による利益を比較した場合、40代はリスクがほかの年齢層より高いからという理由で、40代の定期検診は勧めないと勧告したそうです。

このニュースは、日本でも米「40代の乳がん検診でのマンモ勧めず」で波紋を広げました。

米国では相対的に閉経後の高齢者が乳がんにかかる確率が高く、日本では40代後半から罹患(りかん)率が高くなる傾向になるようです。

40代はリスクが高いため、定期検診は勧めないと勧告したのですが、今回のナブラチロワさんのニュースで再度議論を呼ぶかもしれないですね。

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