パソコンやテレビのつけっぱなしで眠ると太る?|ホンマでっかTV


2010年12月8日放送のホンマでっかTVで「パソコンやテレビのつけっぱなしで眠ると太る?」と紹介されていましたが、この件に関連した記事を見つけましたので、ご紹介します。

薄明かりで眠ると太る!パソコンやテレビのつけっぱなしに要注意。

(2010/10/20、HBR)

米国オハイオ州立大学のLaura K. Fonken博士らが、オンライン版のProceedings of the National Academy of Sciencesに発表したマウスの実験結果から、テレビやパソコン画面をつけっぱなしにして眠ることで、体重が増加する可能性があることを指摘しました。

マウスの実験結果によれば、薄明かりで飼育した場合、体重が増加したそうです。

この原因に関して博士らは、②の薄明かりの中で飼育されたネズミは、明るい状態のときにエサの55.5%を食べたのに対し、通常の概日リズムのネズミは、明るい光の中では36.5%しか食べていませんでした。(ネズミは夜行性なので通常、明るいところではたくさん捕食しません)。

さらにそれぞれのネズミの耐糖能(上昇した血糖値を正常に戻す能力)を比較した結果、薄明かりで飼育されたネズミは、正常な概日リズムで飼育されたネズミよりも耐糖能が悪く、血糖値が下がらずに、いつまでも血糖値が上がったままでいることが判明。

これらが原因で、薄明かりで飼育されたネズミの体重が増加したのではないか、と博士らは指摘しています。

記事によれば、薄明かりで飼育されたマウスは、

  • マウスは本来夜行性であるにもかかわらず、明るい状態の時に餌を多く食べた
  • 耐糖能が悪くなり、血糖値が下がらずに、血糖値が上がったまま

といった反応を示したそうです。

 

以前取り上げた記事(体内時計が狂うと「糖尿病」になる)によれば、体内時計が狂うと、膵島(血糖値を低下させるホルモンのインスリンを分泌)の遺伝子の働きがおかしくなってしまい、血糖値が高くなり、糖尿病が発症するのではないかと紹介しました。

この説を採用すれば、薄明かりの中で飼育されたマウスは膵島の遺伝子がおかしくなってしまったことから、血糖値が高くなったと考えられます。

 

また、コチラの記事(体内時計活用術|たけしの本当は怖い家庭の医学)によれば、人間には食べても太りやすい時間と太りにくい時間があると言われています。

マウスにも、同じように太りやすい時間と太りにくい時間があるのではないでしょうか。

さらに、

時計遺伝子のリズムの乱れは運動能力を低下させ、代謝を変えて肥満の原因となる

ということも関係するのではないでしょうか。

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