by jim simonson(画像:Creative Commons)
慢性アレルギーの根治薬期待=原因細胞抑える仕組み解明―千葉大
(2012/7/2、時事通信)
ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす免疫細胞「Th2」の働きを抑える仕組みを千葉大大学院医学研究院の中山俊憲教授らが発見し、1日付の米科学誌ネイチャー・イムノロジー電子版に発表した。この仕組みを担うたんぱく質や遺伝子を標的にすれば、慢性アレルギー疾患を根本的に治す新薬を開発できると期待される。
千葉大大学院医学研究院の中山俊憲教授らはぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす免疫細胞「Th2」の働きを抑える仕組みを発見したそうです。
先日のアトピー性皮膚炎慢性化 原因を解明というニュースによれば、アレルギー物質による刺激とは別に、体内で炎症が継続するメカニズムがあるそうです。
今回のアレルギー疾患を引き起こす「Th2」の働きを抑える仕組みと組み合わせれば、よりよい治療法が生まれるかもしれませんね。
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