by Eduardo Merille(画像:Creative Commons)
■音楽教育を受けた子供は外国語の処理能力に優れる|音楽教育を受けることでリスニング能力がアップし英語を覚えやすくなる!?
たとえわずか数年であれ、音楽教育を受けると脳の機能が強化され、言語能力に好影響を与えることが判明
(2012/8/25、IRORIO)
米国ノースウェスタン大学聴覚神経科学研究所が大人45人を対象に、音楽教育を受けた年数ゼロ、1~5年、6~7年のグループに分けて実験を行ったところ、音楽教育を受けた年数がわずかであっても、異なる音を処理する能力が強化されていること、とりわけ、騒音の中から基本周波数を取り出す能力が、音楽教育を受けていない人よりも優れていることが分かった。
<中略>
子どもの頃に受ける音楽教育は、言語能力、日々のリスニング能力に大きな恩恵を与えるため、学習障害のある子ども、英語を第2外国語とする人にもとても大切になってくる。
また、音楽の訓練を積んでいる子どもは、読む能力、数学の能力にも長け、知能テストで高得点をマークしていることから、聴覚のみならず、脳の一連の機能が強化されていると考えられる。
米国ノースウェスタン大学聴覚神経科学研究所によれば、音楽教育を受けた人は、聴覚、特に基本周波数を識別できる能力を鍛えることができるそうで、そのことが、外国語の処理能力の向上に役立つようです。
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2歳までの間にどう育てるかが一番肝心。
生まれた時が一番脳細胞が多い→減る代わりに脳のネットワークが形成
脳のネットワークの形成には動く物&話しかけ&音楽の刺激が必要
刺激が豊富な環境で育てた方が子どもの脳は発達する
子供の頃に様々な刺激を受けると、脳が発達するようです。
P.S.
以前ある番組(おそらくホンマでっかTVの澤口さんだったかと思います)で、子供に一番おすすめする習い事に「ピアノ」をあげていました。
その理由としては、ピアノを習うと、指を動かす・先を読むなどによって、脳の働きを高めてくれるからというものでした。
音楽自体にも聴覚や脳の能力を高めてくれるということですので、習い事でどれかひとつ習うとするなら、「ピアノ」というのはお勧めなのかもしれません。
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