by POHAN CHEN(画像:Creative Commons)
■青森市に個人が20億円寄付!「短命県」の返上へ
(2018/1/17、時事通信)
青森県の平均寿命が男女とも全国最下位にあることから、寄付者は「短命」の汚名返上を目指して市民の健康づくりやスポーツ振興に使ってほしいと申し出たという。
青森市は、昨年末に市内在住の個人から「短命」の汚名返上を目指して20億円の寄付があったことを明らかにし、20億円を体育施設整備と食育事業に使う方針なのだそうです。
青森県は短命県というのをご存知でしたか?
参考画像:都道府県別にみた平均余命|平成27年都道府県別生命表の概況|厚生労働省|スクリーンショット
都道府県別にみた平均余命|平成27年都道府県別生命表の概況|厚生労働省によれば、青森県は男女とも最下位で、男性が78.67歳、女性が85.93歳でした。
そこで、青森県では全国との健康における差を縮めるように対策を進めており、改善の兆しが見えてきています。
今回の寄付者は市民の健康づくりやスポーツ振興に使ってほしいと寄付を行なったそうですが、おそらく「冬は雪が降って運動する機会が減るため運動する機会を増やしたほうがよい」と考えたのではないでしょうか?
青森市側は、塩分の摂りすぎや野菜摂取量不足を考えて、食育事業に使う方針なのだと思います。
少しずつ改善に向かっていくといいですね。
→ なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?その理由・原因|短命県の青森県を長寿県にするための方法とは? について詳しくはこちら
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