【目次】
■「貯金額に満足」はわずか1割。貯金できない理由は「わからない」
お金の使い方・貯め方・向き合い方をアドバイスするこれからの福利厚生サービス『#お金の健康診断』|20・30代の約7割が「健康」より「お金」が将来不安|「貯金額に満足」はわずか1割。貯金できない理由は「わからない」|#THEOによれば、将来お金に不安を感じる方(n=278名)に、今の貯金額に満足しているかを訊ねたところ、「不満である」「とても不満である」と回答したのは62.3%だったそうです。
また、なぜ満足できる貯金額を蓄えられないか、という質問に対しては「わからない」という回答が52.6%を占めています。
「給料が少ないから」というようなはっきりした理由がなく、満足できる貯金ができていないというのは、お金の管理やお金の知識が不足している可能性があります。
では、どのようにすれば貯金をすることができるのでしょうか?
■新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要!|毎日の人の行動の40%がその場の決定ではなく習慣!
新年(2018年)の目標を達成するにはどうしたらいいの?|新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要!|毎日の人の行動の40%がその場の決定ではなく習慣!で紹介した「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、
デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の人の行動の、じつに40%がその場の決定ではなく習慣
なのだそうです。
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また、「スイッチ 変われないを変える方法」(著:チップ・ハース ダン・ハース)によれば、セルフ・コントロールは消耗資源であり、例が挙げられています。
スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 新品価格 |
例:ウェディングレジストリ(アメリカで結婚時に新郎新婦が作る結婚祝儀のほしいものリスト)の作成やコンピュータの購入など複雑な選択や検討をさせられた人々はさせられていない人々よりも集中力や問題解決能力が落ちる事が分かっている。
例:ある研究によると、感情を抑えるように支持された被験者は、自由に涙を流した被験者と比べて、その後の身体持久力が低下することがわかった。
私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。
つまり、反対に考えると、変化を起こしたいときには、自動化された行動=習慣を変えなくてはならないのです。
では、どのようにすれば習慣を変えることができるのでしょうか?
「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、人間の心理には、2つの基本原則があるそうです。
1.シンプルでわかりやすいきっかけを見つけること
2.具体的な報酬を設定すること
新しい習慣作りには、「きっかけ」と「報酬」が重要です。
そこで、今回は「簡単に貯金しやすい仕組み」と「貯金するゴール」という「きっかけ」と「報酬」を明確にして、自動的に貯金ができるおつり貯金、自動貯金アプリにてついて取り上げてみたいと思います。
■おつり貯金アプリに注目!
●「finbee(フィンビー)」
参考画像:「finbee(フィンビー)」|App Storeスクリーンショット
「finbee(フィンビー)」の自動貯金の仕組みは次の通り。
1.会員登録(メールアドレス)
2.貯金目的を設定
何のために、いつまで、いくら貯めるのかという貯金のゴールを設定します。
例)来年の夏までに、海外旅行資金として、30万円貯める
3.貯金ルールを設定
どんな時に、いくら貯金するか、自動貯金のルールを設定します。
例)
【おつり貯金】カード決済で1000円単位で支払いことにして、1000円未満のおつりを貯金
【つみたて貯金】毎週日曜日に1000円貯金
【歩数貯金】一日一万歩以上歩いたら1000円貯金
4.銀行口座と連携
銀行内に貯金専用の「finbee専用口座」を作ります。
※連携可能金融機関は住信SBIネット銀行、みずほ銀行で順次追加予定なのだそうです。
また、このほかにもシェア貯金(家族やカップル、仲間同士で貯金目的をシェア)や500円貯金(気が向いたときに貯金)もできるそうです。
●「しらたま」
参考画像:しらたま 人生を楽しむおつり貯金アプリ|App Storeスクリーンショット
「しらたま」のおつり貯金の仕組みとは次の通り。
1.マネーフォワードと連携しているカードの利用明細を取得💳
2.買った商品を100円、500円、1000円で払ったつもりで貯金額を算出
例えば360円のモノを購入した場合、100円だと40円、500円だと140円、1000円だと640円のおつり貯金ができます。
3.端数のおつり額をメイン口座から貯金専用口座に移して貯金
※対応している金融機関は住信SBIネット銀行ですで今後拡大予定なのだそうです。(2018/1/21現在)
■まとめ
今回紹介したおつり貯金・自動貯金アプリのように、お金を貯めようと意気込むことなく、自動的に貯金できる仕組みをライフスタイルに組み込むことで、知らず知らずのうちにお金を貯める仕組みを作りましょう!
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