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ご近所のお医者さん:/44 かかりつけ眼科医を持って=大野敦史院長 /岡山
(2008/10/7、毎日新聞)
今年は「かかりつけの眼科医を持ちましょう」と呼び掛けています。
例えば白内障手術について見ますと、手術が進歩して多くの方が良好な視力を回復できるようになりました。その結果、「白内障手術は簡単だ」「見えなくなってから手術を受ければ良い」と誤解して、進行するまで眼科を受診しない方もいます。しかし、白内障が進みすぎるとほかの病気を引き起こしたり、手術自体が難しくなります。また、白内障以外の病気の発見が遅れることもあります。従って、初期の白内障の方にも定期的に眼科を受診してほしいと思います。
緑内障は、40歳を過ぎると20人に1人の割合で発症します。糖尿病網膜症も糖尿病の増加に伴って増えています。いずれも、かなり進行するまで自覚症状が出ません。眼科の検査で早期に発見して、進行を食い止める必要があります。
また、コンタクトレンズの不適切な取り扱いが原因の目の障害も増加しています。眼科で定期検査を受け、正しい使用方法を守ってください。
現代人の生活は、目に負担のかかる生活を送っています。
また、コンタクトの適切な使用法やケアを行わないことによる目の病気が増えています。
そして、年を重ねるにつれて、白内障・緑内障になる割合の方が増えてきますし、また糖尿病の患者さんが増加するにつれて、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症も増えています。
目の健康管理をするためにも、今後、かかりつけの眼科医を持つことが重要になってくるかもしれません。
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