【仰天ニュース】アメリカで話題のオピオイド依存症!マイケル・ジャクソンやプリンス、タイガー・ウッズも鎮痛剤の中毒に悩まされた!?


【目次】




■【仰天ニュース】オピオイド鎮痛剤の依存症!

2018年2月27日放送の「ザ!世界仰天ニュース」では鎮痛剤「オピオイド」依存症について取り上げるそうです。

■オピオイドとはどんな薬?

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by frankieleon(画像:Creative Commons)

オピオイドとはどのような薬なのでしょうか?

オピオイド|日本ペインクリニック学会

オピオイドとは「中枢神経や末梢神経に存在する特異的受容体(オピオイド受容体)への結合を介してモルヒネに類似した作用を示す物質の総称」で、植物由来の天然のオピオイド、化学的に合成・半合成されたオピオイド、体内で産生される内因性オピオイド※3があります。

【参考リンク】

■オピオイド中毒と有名人のニュース

オピオイドという名前は知らなくても、マイケル・ジャクソンやプリンス、タイガー・ウッズが薬を服用していたというニュースを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

逮捕されたタイガー・ウッズが「服用していた」4種類の処方薬

(2017/6/12、Business Insider Japan)

バイコディン(Vicodin)はオピオイド鎮痛薬のヒドロコドンと、タイレノールなど処方箋なしで購入可能な鎮痛剤アセトアミノフェンをかけ合わせた鎮痛剤のブランド名だが、その依存性の高さからスケジュール IIに分類される薬だ。

プリンスさん、死因は医療用麻薬の過剰摂取 検視当局

(2016/6/3、日本経済新聞)

マイケル・ジャクソン公判19日目、弁護団「マイケルが鎮痛剤の中毒であった」と主張

(2011/10/30、Barks)

「私はマイケルがデメロールに依存していた証拠があると考えます」と証言したウォルドマン医師に対し、弁護団が「中毒と言えますか?」と質問すると「かもしれませんね…マイケルの公衆での振舞いから見ると、(鎮痛効果のある)恐らくオピオイドの中毒であったと思われます」と答えた。




■米国でオピオイド依存症は社会問題になっている!

マックルモア、薬物依存をテーマにした新曲『ドラッグ・ディーラー』を公開

(2016/10/15、Rolling Stone Japan)

シアトル出身のマックルモアが自ら制作したドキュメンタリー『Prescription for Change: Ending America’s Opioid Crisis』は、10月11日にMTVで初公開された。マックルモア&ライアン・ルイス名義での新曲『ドラッグ・ディーラー』は、同作のために書き下ろしされている。ドキュメンタリーにはマックルモアとオバマ大統領が、オピオイド依存について意見を交わすシーンも登場する。

オバマ大統領とマックルモア、オピオイド中毒について語る

(2016/5/18、Rolling Stone Japan)

「オピオイド系鎮痛剤の過剰摂取による死亡者数は2000年以降、3倍に増加した。これらは、多くの場合、医師によって合法的に処方された薬剤によるもので、どこかの暗い裏通りから始まる中毒ではなく、相当の頻度で薬剤棚から始まっている問題だ」とオバマ大統領は話す。

オピオイド中毒に関するニュースは決して有名人に限ったものではなく、バラク・オバマ大統領とマックルモアは、オピオイド中毒について意見交換し、ホワイトハウスで行われる週次演説において共同で演説を行なったこともあるそうです。

Weekly Address: A Conversation About Addiction

Macklemore feat. Ariana DeBoo – Drug Dealer

オピオイド依存に悩む米国、貝の毒で新薬開発へ 鎮痛剤乱用で大統領が非常事態宣言、1000万ドル近い助成金

(2017/12/8、ナショナルジオグラフィック)

オピオイド系鎮痛剤は、脳のドーパミンのレベルを上昇させ、患者に心地よい高揚を感じさせることで痛みを忘れさせる。

 だが、その麻酔効果には強い中毒性があり、乱用につながる恐れがある。米国では、オピオイドの過剰摂取により1日当たり91人が死亡し、依存症の母親から生まれた赤ちゃんにまで健康被害が出ている。

オピオイド鎮痛薬は慢性的な痛みを抱える患者にとっての救いであった一方で、中毒性があることから依存症が問題となっており、米国のドナルド・トランプ大統領は、オピオイド系鎮痛剤への依存症が国内で蔓延している問題で、国家公衆衛生の非常事態を宣言したそうです。

「オピオイド」についてTwitterで検索してみると、様々なメディアで取り上げられています。

レッチリのフリー、薬物依存とオピオイド危機を語る:「薬物中毒というのは残酷な病」

(2018/2/27、ローリングストーンズジャパン)

タイム誌の論説の中でフリーは、近年アメリカで起きているオピオイド危機を分析し、自身の薬物依存症との闘いを語っている。レッド・ホッド・チリ・ペッパーズのベーシストがタイム誌に寄稿した。

レッド・ホッド・チリ・ペッパーズ・ベーシストのフリーは、アメリカで深刻化されているオピオイド中毒危機を分析し、自身の薬物依存症との闘いを語っています。

【参考リンク】

今回の番組放送で日本でもこの問題の関心を集めそうですね。







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