> ダイエット > スロトレ > 【#ためしてガッテン】スロートレーニングによる筋トレでダイエット|成長ホルモンが出る仕組み・効果
2008年10月29日放送のためしてガッテンでは、「脳をだます!ラクラク最新筋トレ術」がテーマでした。
【目次】
- 【ためしてガッテン】スロートレーニングでダイエット
- 成長ホルモンが出る仕組み
- スロートレーニングをおすすめする方
- スロートレーニングをすることでもたらされる効果(成長ホルモンが出る)
- スロートレーニングによる筋トレでダイエット
- スロートレーニングのやり方
■【ためしてガッテン】スロートレーニングでダイエット
by Drew Stephens(画像:Creative Commons)
箇条書きにまとめてみました。
●加齢性筋萎縮症とは、年とともに筋肉が減る症状のことを言う。
この加齢性筋萎縮症は、誰もがなるとのこと。
●筋肉を鍛えるには、筋力トレーニングでしか鍛えられない。
筋トレを行うと、成長ホルモンが出る。
成長ホルモンが出ると、筋肉が太くなり、ダイエットにも効果的。
成長ホルモンを効果的に出す筋力トレーニングの方法とは、スロートレーニング(スロトレ)。
■成長ホルモンが出る仕組み
重い負荷の筋力トレーニング→乳酸が出ると筋肉が濃くなり→水分を取り込むため、筋肉がはれる→脳に指令がいき、成長ホルモンが出る。
軽い負荷のスロートレーニング(無酸素運動)→血行不良→酸素不足(血中の酸素濃度の低下)→乳酸→筋肉がはれる→成長ホルモン
つまり、軽い負荷のトレーニングでも、スロートレーニングを行えば、重い負荷のトレーニングと同様の効果が得られるということ。
【補足】
血流が制限された状態で運動を行うと、血流が制限されて筋肉内が低酸素状態になり、乳酸などの代謝物が蓄積し、筋肉の代謝環境が変化することで成長ホルモンなどのホルモン分泌が活性化します。
成長ホルモンは全身の細胞の合成反応を促進することから、筋肉の成長の促進、肌の表皮細胞の代謝活性などによる若返り効果、脂肪の分解促進作用が期待されています。
一般的なレジスタンストレーニングや高強度の持久的運動などの、強度の高い運動を行なうと血中の成長ホルモン濃度は200倍程度に増加します。
しかし、成長ホルモンの分泌亢進は加圧トレーニングや強度の高い運動に限られておらず、比較的軽めの負荷であっても、筋肉の発揮張力を維持しながらゆっくりと動作するレジスタンス運動の「スロトレ」でも大きな筋肥大・筋力増強効果を得ることができます。
50%1RMの負荷で行なったスロトレでは80%1RMの負荷を用いて通常の速度で行ったトレーニングと同じくらいの筋肥大・筋力増強効果があったという報告があるそうです。
【参考リンク】
- 筋肥大・筋力増強効果のメカニズム|加圧トレーニング|e-ヘルスネット(厚生労働省)
- スロートレーニングとは|e-ヘルスネット(厚生労働省)
■スロートレーニングをおすすめする方
■スロートレーニングをすることでもたらされる効果(成長ホルモンが出る)
- 腱・靭帯・骨を丈夫にする(骨粗鬆症)
- 新陳代謝による若返り(肌がきれいになる)
■スロートレーニングによる筋トレでダイエット
スロートレーニング+有酸素運動(自転車こぎ、ウォーキングなど)
→成長ホルモンが出ることにより高いダイエット効果
スロートレーニング(無酸素運動)をすると、成長ホルモンが出てくる。
そのあと、遊離脂肪酸が出てくるところで、有酸素運動をすると、高いダイエット効果を生む。
筋トレ後、3時間までが効果的。
■スロートレーニングのやり方
- スロー腕立て伏せ
腕立て伏せといっても両膝を床につけた姿勢でよいそうです。 - スロー腹筋
床に横になり、仰向けになって、膝を立てた姿勢で、上半身を起こす。 - スロースクワット
この運動をゆっくり数字(1・2・3…と)を数えながら行いましょう。
筋肉を休ませないように伸ばさないことがポイント。
毎日10回×2セット行うことをお勧めしていました。
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