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生活リズム、糖尿病に影響 広島大大学院グループ発見
(2010/11/13、中国新聞)
広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠(たくみ)透教授(脳科学)のグループが、体内時計をつかさどる遺伝子が糖尿病や肥満に影響していることを遺伝子解析で突き止めた。
「生活リズムが糖尿病や肥満の予防に重要だと、分子レベルでも証明された」としている。12月10日発行の米学術誌で論文発表する。
広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠透教授のグループが行った遺伝子解析によれば、体内時計を司る遺伝子が糖尿病や肥満に影響していることがわかったそうです。
内匠教授は「昼も夜もない生活をしていると糖尿病や肥満になる可能性は高くなると遺伝子レベルで証明できた。
睡眠、食事など基本的な生活リズムをつくることが大事」と話している。
生活リズムが崩れると糖尿病や肥満になりやすいということなので、糖尿病や肥満予防のためにも、しっかりとした生活リズムをつくっていきたいですね。
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【参考リンク】
- 最後の時計遺伝子見つかる-精神機能などの高次機能と概日リズムとの関係解明のカギに-(2014/4/16、理化学研究所)
- 概日時計が季節を読み取る仕組みを発見-視交叉上核の概日リズムのズレが鍵-(2015/7/1、理化学研究所)
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