2018年9月4日放送の「義母と娘のブルース(#ぎぼむす #ギボムス)」には、今の時代に欠かせない必要な要素が詰まっていて、お店をやっている人にとってぜひ見てほしい内容でした。
【目次】
1.伝統とは
亜希子 (綾瀬はるか) は先代の作るパンは今の麦田(佐藤健)が作るパンにはない 「何か」 があったことに気づき、先代のパンの味を復活させることを提案します。
しかし、昔ながらの懐かしい味がいいわけではなくて、試行錯誤した上で、自分が一番おいしいと思ったもの、食べてほしいものをお客さんに提供することが重要であることに気づきます。
「思い入れ」の違いが味の違いに現れるというのは実にわかりづらいですよね。
ファンタジア(著:ブルーノ・ムナーリ)
価格:2,592円 |
伝統は、人々にとって有益な客観的価値が絶え間なく変化したものの総体となる。
一つの価値をファンタジアも用いずに型通り繰り返しても、伝統を継承することにはならず、かえって伝統を停止させ、死に至らしめることになる。
自分自身が世界一美味しいと自信を持つものを作り、それでいて、お客様の声を聞きながら、試行錯誤(PDCA)を繰り返す。
先代の味をコピーするのではなく、先代と同じくらいの情熱をもつことがその試行錯誤を繰り返すモチベーションとなり、世界一美味しいモノづくりにつながるということではないでしょうか?
作っている本人のモチベーションが店を支え、ひいてはそれが客に伝わる。
2.ワクワク
みゆき(上白石萌歌)は「昔のお店は復活しました、は違くない?」(ウケないと思う。偉そう、説教くさいは萎える)と疑問に感じ、「もっとお店に行くのが楽しくなる空間(そこいったらいいことある)」がいいんじゃないかといいます。
ネットで何でも手に入るようになって、お店に行く意味がなくなってきている中、そこに行くと楽しくなる、いいことあるというのが要素になってきている。
「宝探しにいけるような感じでお店に行く」という意味で「小さな奇跡のパン屋さん」というコンセプトを提案します。
お店に来てもらうきっかけづくりとして「ワクワク」できるものを作るというのは大事になってくるのだと思います。
ファミマの「パンでロシアンルーレット(9個に1個は激辛)」https://t.co/I8tkBebaJr#義母と娘のブルース に「ロシアンあんぱん」があったけど、リアルタイムでコラボしてたら、もっとすごい話題になってそう!
【#ぎぼむす 】お店にはワクワクできるものを作る事が大切!https://t.co/77MsWj75zc pic.twitter.com/2GGo4c2MLY
— ハクライドウ@長崎島原手延えごまそば・黒ごまそうめん (@hakuraidou) 2018年10月9日
3.大事な誰かを思って作ったものは伝わる
麦田が亜希子を思ってパンを作るシーンがありますが、たとえ一人の人がターゲットであったとしても、その人を喜ばせようと思って作ったものは、伝わるものではないでしょうか?
もし新商品開発で悩んでいるとしたら、まずあなた自身が大事に思っている人が喜んでくれるものを作ってみましょう!
■最後に!
お店の跡継ぎで「伝統って何?」と思っている方にぜひ見てほしいです!
小さくても情熱を持つお店・企業をハクライドウは応援します!
→ 義母と娘のブルース(第8話)9月4日(火)放送分 9月11日(火) 21:59配信終了(無料)|TVer
P.S.
#義母と娘のブルース の脚本家(#森下佳子 さん)はすごいなー。お店にとって今の時代に欠かせない必要な要素が詰まってる。
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