> 健康・美容チェック > 目の下のクマを取る方法 原因と解消方法 > DHA・EPA > EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!摂取量の目安【美と若さの新常識】
【目次】
- EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!【美と若さの新常識】
- 赤血球の膜が硬くなり、しなやかさが失われてしまう原因
- EPAを摂ると赤血球の細胞膜がしなやかになる!
- どのくらいEPAを摂取すればいいの?
■EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!【美と若さの新常識】
by Illusive Photography(画像:Creative Commons)
2018年7月31日放送のBSプレミアムと2018年11月7日放送のNHK「美と若さの新常識」では「増やせ!元気でかわいい赤血球」がテーマでした。
今回の番組で一番気になったのは「EPAを摂ることで顔色が良くなり、目の下のクマが少しなくなったりする」ということです。
九州大学の丸山徹教授によれば、EPAを豊富にとっていると、4か月後ぐらいにはしなやかな赤血球ができてくることで、血の巡りが良くなるため、顔色が良くなったり、目の下のくまが少しなくなったりするそうです。
なぜEPAをふんだんに摂ると、4か月後にしなやかな赤血球ができて、そして、顔色が良くなったり、目の下のクマがなくなってしまうのでしょうか?
それでは、一つ一つ見ていきたいと思います。
■赤血球の膜が硬くなり、しなやかさが失われてしまう原因
まずは、赤血球の膜が硬くなり、しなやかさが失われてしまう原因についてです。
酸素を受け渡す役割がある赤血球が正常な場合には、毛細血管のような自分のサイズよりも狭い場所を通ることができるほどしなやかさを持っているのですが、硬くなった赤血球は摩擦が増えてしまい、毛細血管をスムーズに通ることができなくなってしまいます。
なぜ赤血球の膜が硬くなってしまうのでしょうか?
九州大学の丸山徹教授によれば、コレステロールが高い、中性脂肪が高い方は、赤血球の膜が硬くなる=赤血球がしなやかさを失ってしまうそうです。https://t.co/8jV1fDjOVK
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月7日
赤血球が硬くなる原因はコレステロールにあるのですが、なぜコレステロールが増えると赤血球のしなやかさが失われてしまうのでしょうか?
血液中にコレステロールが増えると、赤血球の細胞膜に取り込まれるのですが、コレステロールは硬い構造をしているため、増えてしまうと細胞膜が硬くなってしまうそうです。
赤血球の細胞膜が硬くなると、体にはどんな影響が出てくるのでしょうか?
赤血球が硬くなってしまうと、毛細血管がスムーズに入ることができずに、酸素が運ばれにくくなってしまうため、体が疲れやすくなってしまいます。
■EPAを摂ると赤血球の細胞膜がしなやかになる!
そこで、赤血球の細胞膜をしなやかにしてくれるのが「EPA」です!
さばやいわしなどの青魚には、EPAという脂肪酸が含まれていて、このEPAが赤血球の細胞膜を柔らかく、しなやかにするそうです。https://t.co/8jV1fDjOVK
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月7日
なぜEPAを摂ると赤血球の細胞膜がしなやかになるのでしょうか?
体の中に入ったEPAは、血中から赤血球の細胞膜に取り込まれるのですが、EPAは柔らかい構造をしているため、EPAが増えると細胞膜が柔らかくなるそうです。
九州大学の丸山徹教授によれば、EPAを豊富にとっていると、4か月後ぐらいにはしなやかな赤血球ができてくるそうです。微少循環というか、血の巡りが良くなるため、スタミナがアップし、顔色が良くなったり、目の下のくまが少しなくなったりするそうです。https://t.co/8jV1fDjOVK
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月7日
赤血球の細胞膜が柔らかくなることで、血の巡りが良くなり、顔色が良くなったり、目の下のクマが少しなくなったりするそうです。
→ オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか? についてくわしくはこちら
■どのくらいEPAを摂取すればいいの?
それでは、どのくらいEPAを摂取すればよいのでしょうか?
EPAの摂取量は、九州大学の丸山教授によると、1食でアジの開きであれば2枚、さばの塩焼きなどであれば1枚、さば缶だったら1缶ぐらいが目安なのだそうです。https://t.co/8jV1fDjOVK
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月7日
40代・50代で目の下のクマが気になっている方はぜひEPAを豊富に含むサバなどの青魚を積極的に摂りましょう!
→ 目の下のクマを取る方法 原因と解消方法 について詳しくはこちら
→ DHA・EPAとは|DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら
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マラソン選手での試験では、赤血球の膜に取り込まれると血球の変形能力が高くなり、酸素供給能力が高まるという結果が出ている。
【参考リンク】
- 浜崎智仁,小林悟,浦風雅春,矢野三郎,熊谷朗 エイコサペンタエン酸(EPA)が赤血球変形能を改善する機序について
- 小林悟、高岡郁夫、沢木啓祐、寺野隆、平井愛山、藤代成一、斎藤康、中島秀司、東京医科歯科大学医学部附属病院、順天堂大学、千葉市立病院、千葉県立東金病院、国保成東病院、千葉大学大学院医学研究院、日本水産株式会社 高地トレーニングにおける赤血球膜機能に及ぼす魚油濃縮物投与の効果 脂質栄養学, Vol.12, No.1, pp.75-84, (2003)