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■低体温の子どもは眠気やダルさ、頭痛や腹痛、学習や運動意欲の低下という症状を訴える
by Anne Petersen(画像:Creative Commons)
低体温の子ども、「意欲」が低下
(2011/9/12、読売新聞)
埼玉大准教授の野井真吾さん(学校保健学)は、中高生男子(約450人)の起床から就寝までの体温の変化を調べた。
体温は1日の中で変化する。
普通は、起床時が最も低く、朝食や登校などの活動により上昇、昼から午後3時ごろにピークを迎え、就寝前に再び、起床時とほぼ同じ程度に下がる。
だが、起床時の体温が36度未満の生徒(22%)は、1日を通して体温が上がりにくく、ピークも遅いなど体温リズムが乱れていた。
低体温傾向の生徒に、起床時の登校意欲を尋ねると、「あり」は37%で、36度以上の54%を下回った。
野井さんは「起床時の体温が低いと、脳や体の働きが鈍くなって、心身に不調が起きやすくなり、学習や運動の意欲が低下してしまう」と説明する。低体温傾向の子どもは、眠気やだるさ、頭痛や腹痛を訴えることが報告されている。
低体温の傾向にある子供は、眠気やダルさ、頭痛や腹痛、学習や運動意欲の低下といった症状が出ているようです。
低体温の原因は、生活リズムの乱れから、体温調節に関わるホルモンや自律神経の働きがおかしくなっていることだ。
改善にはまず、日中に運動などで太陽の光を浴び、夜は明るすぎない環境で過ごし夜更かしをしないことから始めたい。
また、朝食も必ず食べる。
朝のエネルギー補給は、体温上昇に欠かせない。
今回の記事によれば、低体温の原因は生活リズムの乱れから体温調節に関わるホルモンや自律神経の働きがおかしくなっていることが関係しているそうです。
その他にもポイントが考えられます。
●夜明るすぎる環境で過ごすこと
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●夜ふかしをすること
●朝食を食べないこと
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●運動不足により筋肉量が少ないこと
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●栄養バランスの偏り
ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。
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