■ボディタッチとパーソナルスペースの関係とは?|ボディタッチの心理的効果
by Brian Holland(画像:Creative Commons)
(2011/11/14、オトメスゴレン)
【1】ボディタッチを増やす
直接的なアプローチ方法です。
会話の合間にさりげなく相手の身体へタッチすることで、お互いの心理的な距離を縮めることができます。
ただし、やりすぎると「軽い人なのかな」と思われる可能性も。
「なるべく近づいて話す」(10代女性)にはじまり、「相手の話にツッコミを入れる感じで、さりげなく触ります」(20代女性)のように、自然な雰囲気でスキンシップを増やすことがポイントのようです。
男性にアプローチする方法という記事で、ボディタッチが紹介されていましたが、ボディタッチにはどんな心理的効果があるのでしょうか。
ある研究によれば、スキンシップが相手の意思決定に影響を与える可能性があり、特に女性の場合その効果が大きいそうです。(女性によるスキンシップ、意思決定に影響あり=研究)
相手に触れるということで、その人の心理に何らかの影響を与えているようです。
相手に触れることができるということは、相手に触れることが出来る距離にいるということであり、つまり、「パーソナルスペース(精神的な縄張り)」に侵入しているということになります。
片思いから一歩前に進むには、一歩踏み出して 「半径45CM」に近づこう!
自分がこの人とはこの距離だと心地いいというのが「パーソナルスペース」です。
パーソナルスペースは一般的にはこのぐらいだといわれています。
親密ゾーン(親密な人との距離):半径45cm以内
対人ゾーン(相手の表情が読み取れる距離):半径45~120cm
社会的ゾーン(ビジネスに適した距離):半径120~360cm
公的ゾーン(個人的な関係がうすい公衆距離):半径360~750cm
by Alexis Lê-Quôc(画像:Creative Commons)
パーソナルスペースを感じるのにわかりやすい例としては、満員電車があります。
満員電車・通勤ラッシュというのは、ものすごいストレスがかかりますよね。
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(2004/12/4、CNET Japan)
新たに公表された調査結果によると、帰宅途中でラッシュに巻き込まれた人は驚くほど強いストレスを感じるという。
BBCが11月30日に報じたところによると、この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
満員電車内では、周りにいる人同士のパーソナルスペースを侵害しあっているため、緊張感やストレスが生まれているのです。
パーソナルスペースに侵入する・侵入されるというのは、心理的に影響を与えているのです。
相手に触れること=異性がパーソナルスペース内に侵入すると、緊張して意識するようになります。
つまり、ボディタッチをするということは、身体的にも精神的にも相手を意識させ、心理的距離を縮めることにつながると考えられます。
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