三吉彩花さんの美腹筋を鍛えた方法(トレーニング・食事)とは?




三吉彩花さんの過去のインタビューからどんなトレーニングでボディメイクを行っているのか調べてみました。

■2015年

#三吉彩花 さんが行なっている腹筋トレーニング「足投げ腹筋」のやり方|#しゃべくり007によれば、2015年当時19歳の三吉さんは、筋肉がつかないように学生時代は運動部禁止だったり、肌のため(日焼けしないように)にプール禁止で、このころから役作りのために筋トレをしているとコメントしています。

当時番組で紹介した腹筋トレーニングは「足投げ腹筋」や「軍隊式腹筋」と呼ばれている腹筋です。

  1. 二人1組で行ない、仰向けに寝て、足を上げます。
  2. もう一人の人に適当なところに足を投げてもらい、その足をもとの状態に戻す。

【30日プランクチャレンジが話題!】プランクのやり方・効果|従来の腹筋運動は体を痛める!?によれば、従来の腹筋運動は背中や腰回りを痛めてしまうため、インストラクターや軍の専門家は、そのような腹筋運動(sit-ups:上体を起こす腹筋運動)は背中や腰回りを痛める原因があるとして、やめているところもあるそうです。

カナダのウォータールー大学で脊柱バイオメカニクスを専門とするスチュアート・マッギール教授は、腹筋運動をすれば脊柱に過重な圧力が加わる可能性があると指摘する。同氏は腹筋で加わる力が、屈曲運動の繰り返しと相まって椎間円板(椎間板)を狭める可能性があることを発見した。この組み合わせが最終的には椎間板の突出を引き起こす原因となり、神経を圧迫して背中の痛みにつながり、潜在的に椎間板ヘルニアを発症させる恐れがあるという。

腹筋運動を繰り返し行うことによって、脊柱に圧力が加わるそうです。

また、腹筋で加わる力が、椎間板を狭めたり、椎間板の突出を引き起こす原因となり、それが、神経を圧迫して背中の痛みにつながる恐れがあるそうです。

足投げ腹筋という腹筋方法は、かなり腰回りに負担をかけてしまうように感じられます。

■2016年

#三吉彩花 さんの美容法|美脚・美肌・美髪になる方法まとめ(2013年-2020年)によれば、2016年にキックボクシングが自分の体に合っているなと思い続けているとコメントしています。

2017年1月21日放送の「メレンゲの気持ち」によれば、2年ほど前からキックボクシングでトレーニングを行っていたそうです。

Seventeen(2016年12月1日)によれば、シェイプアップのためにキックボクシングに通い、家では腹筋&スクワットを毎日60回行っていたそうです。

■2023年

本格アクションに臨んだ、三吉彩花の綿密なボディメイクプロジェクト(2023年11月2日、Tarzan)によれば、三吉彩花さんはPrime Video『ナックルガール』で本格アクションに臨む際にボディメイクを行う前は、曲線を残しつつも引き締まっていて、多少腹筋が割れていたらいいということで、ウェイトトレとピラティスを週1回ずつ行うのがルーティンだったそうです。

また、三好さんによれば、お腹にお肉がつきやすく、二の腕もぽよんとしている方で、引き締めようとしても細くなるだけでなかなか筋肉がつかない体質だったそうです。

役になりきるための体づくりとして行ったのは、筋肉の細かい陰影を作るために部位に特化したウエイトトレーニングと、ストレッチの意味合いでピラティスを行い、役柄(ボクサー)のためのボクシング練習を行ったそうです。

最初の一か月は効果が目に見えず(痩せるだけで筋肉が発達せず)、3か月目くらいから背中の広背筋に変化が表れ始めたものの、腹直筋下部や横腹の腹斜筋、二の腕の上腕三頭筋がなかなかつかなくて、そのゆっくりとした変化が思っていたよりしんどかったと語っています。

トレーニングと並行して、筋肉をつけるために食事の量を増やし(1日2食→4から5食)、たんぱく質と糖質を意識して摂取(プロテインを飲む)したそうです。

体のケアとして自宅ではテニスボールを踏んで足裏の筋膜をほぐしたりしたそうです。

●ピラティス

マイリー・サイラス(Miley Cyrus )、ピラティス(Pilates)でダイエットによれば、ピラティスはエクササイズから始まったものではなく、はじめはケガした人や高齢者でも負担がなく筋肉を鍛えられるようにリハビリ用に開発された運動法なのだそうです。

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■まとめ

三吉彩花さんは役柄に合わせた美しい腹筋をボディメイクするのにかなり苦労したようです。

三好さんによれば、お腹にお肉がつきやすく、引き締めようとしても細くなるだけでなかなか筋肉がつかない体質だったそうです。

「筋肉がつきやすい体質」はある?|どうすれば筋肉はつくの?によれば、順天堂大学のDempoらが行なった分析によれば、筋力に対する遺伝的要因と環境的要因の影響が同等であることが分かったそうです。

つまり、筋力は遺伝だけで決まるわけでなく、適切な筋トレや栄養摂取による環境的要因も大きく影響しているのです。

また、この研究では、環境要因の役割は年齢とともに増加していることから、年齢を重ねるにつれて、トレーニングのやり方や量、栄養の摂り方が影響してくるということです。

Moore DRらの論文によれば、骨格筋量を維持するには、筋原繊維タンパク質合成(MPS)の適切なタンパク質摂取媒介刺激が必要なのですが、加齢によってたんぱく質への感受性が低くなってくるため、筋肉量を維持・増強するためには、たんぱく質の摂取量を増やす必要があるそうです。

→ なぜ筋肉をつけるにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が必要なの?【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら

まとめると、筋肉のつきやすさに遺伝による差はあるものの、適切な筋トレをして、適切な栄養と休養をとれば、しっかりと筋肉はつくようです。

三吉さんの場合、筋肉がつかなかったのは、そもそも食事の量が少なくて、必要な栄養素(たんぱく質)が足りておらず、しっかりと食事をしてトレーニングをしたことできれいな腹筋ができたのではないでしょうか?