納豆の酵素「ナットウキナーゼ」 がLong COVID(新型コロナ後遺症) などで問題になっている特殊な小さな血栓(fibrinaloid microclots)をどれだけ溶かせるかを調べた研究によれば、ナットウキナーゼは『溶けにくい小さな血栓』を試験管内の実験によればしっかりと溶かせることがわかりました。
■背景
普通の血栓(血液のかたまり)は、体の中の酵素(プラスミンなど)で溶けるのですが、Long COVID や一部の慢性疾患の人では、血液中のフィブリノゲンというタンパク質が異常なかたち(アミロイド様) に変化して、とても溶けにくい小さな血栓(これをfibrinaloid microclots=フィブリナロイド微小凝固塊と呼ぶ)を作ってしまうことがわかってきました。
この小さな血栓がたくさんあると、毛細血管が詰まりやすくなり、疲労感・息切れ・ブレインフォグなどの症状が長引くと考えられています。
■結果
ナットウキナーゼを加えると、明らかに血栓が減ることがわかりました。
【参考文献】
【補足】【家庭料理の視点から】
納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!?によれば、ナットウキナーゼには血栓を溶かすために役立つ効果がいくつかあるようです。
- 血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用
- 身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用
- 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用
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■まとめ
コロナ後遺症に悩まされている人は少なくありません。
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現在は試験管内の実験ですが、ナットウキナーゼがコロナ後遺症の小さな血栓を溶かすことに役立つことが期待されます。
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