by Flint Olympian and CANUSA Games(画像:Creative Commons)
(2011/12/19、Number)
ケガをきっかけに徹底的に始めた体幹トレーニング。
でも、大学4年生の時に左膝の十字靭帯を断裂するケガを負いました。
それがトレーニングをするうえで転機になったので、人生って分からないですよね。
手術をしてからずっとリハビリをしていたんですが、その時に出会ったのが体幹トレーニングです。
もちろん、それ以前から取り入れてはいましたが、徹底的にやったという意味ではケガをしたのがきっかけになったんです。
膝の十字靱帯断裂のケガをきっかけに始めたのが、体幹トレーニングだったそうです。
いま、体幹のメニューは腹筋、スタビ(スタビライゼーション)などで、火、水、木、金と週4日取り入れています。
2、3日やらないと次の時がしんどくなります。
腹筋だけで4、5種類ありますが、キツいけれど苦にはなりません。
あ、そういえば中学、高校の時も家で暇さえあれば腹筋してました。
気が向けば腹筋、ベッドでゴロンとしてても腹筋、みたいな(笑)。
体幹トレーニングのメニューは週4日行なっているそうです。
腹筋は体幹トレーニングの中心ですが、体幹を鍛える意味を理解しておくのは重要だと思います。
陸上の選手って短距離にしても、マラソンにしても、軸がしっかりしているからフォームがきれいなんですよね。
それは体幹がしっかりしているから。
走る姿を見ていると、きっとキツいトレーニングをしてるんだろうな、と想像がつきます。
だから私の感覚としては、サッカーで速く、疲れないで走るために体幹を鍛える――そんな発想をしてます。
体幹を鍛える意味を理解しておくのは重要というこの部分はすごく大事だと思います。
あなたの体幹トレーニング、間違っていませんか?という記事でも書きましたが、なぜ体幹を鍛える必要があるのかという意味を知らずに行なってしまうと、間違った方向に進んでしまいかねないですよね。
間違った考えで行うと、身体を固定して鍛えたり、部分部分だけをみて鍛えることにより、筋力は強化できたものの、実際の(競技に必要な)動きができなくなることもあると思います。
川澄奈穂美選手は、サッカーで速く、疲れないで走るためというしっかりとした目的をもって体幹を鍛えているのでそうした失敗はしないのではないかと思います。
試合のときにはユニフォームを着ているのでわかりませんでしたが、すごく鍛えられた背中ですよね。
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