学術誌『Food & Function』に掲載された研究によれば、「日常的にナッツを食べている人ほど、脳の認知機能が高く維持されやすい」ことが分かりました。
特に、食生活が乱れがちな人や運動不足の人ほど、ナッツを食べる恩恵を受けやすい傾向があります。
■「食生活が乱れがちな人」ほどメリットが大きい
普段の食事の質が低い人がナッツを多く食べることで、認知機能スコアが顕著に向上していました。
また、あまり運動をしない(座りがちな)人はナッツの摂取が脳機能のサポートに繋がっていました。
■脳の体積(若々しさ)を保つ手助けに
普段から運動をよくするアクティブなグループでは、ナッツを食べる量が多めの人ほど「脳の容積(脳の全体の大きさ)」が大きく保たれていることが確認されました。
脳の萎縮を防ぐ可能性を示唆しています。
■ 脳卒中を経験した人への影響
脳卒中の経験がある少数(28名)の参加者を対象とした調査では、ナッツを多く食べることで、血管の形成や神経の保護に関わるタンパク質(VEGF:血管内皮増殖因子)の濃度が高くなる傾向が見られました。
■まとめ
ナッツには抗酸化物質や良質な脂質(オメガ3脂肪酸など)、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
今回の研究によれば、食生活が乱れがちな人や運動不足の人ほど、ナッツを食べる恩恵を受けやすい傾向があるので、毎日の食生活にナッツ(アーモンド、クルミ、カシューナッツなど)を取り入れてみてはいかがでしょうか?
【参考文献】
- Sasan Amanat, Aimee L. Dordevic, Matthew P. Pase, Barbara R. Cardoso; Nut consumption, cognitive function and brain health markers in individuals with and without stroke: cross-sectional and longitudinal findings from the Framingham heart study. Food Funct. 2026; https://doi.org/10.1039/d6fo00666c
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