by Jaime Zarate(画像:Creative Commons)
3人に1人、「結婚できないかも」=経済力に不安、20代男性-生保調査
(2012/11/8、時事ドットコム)
20代男性の3人に1人が「結婚したいが、できないかもしれない」と考え、6割が経済面の不安を理由に挙げていることが8日、ライフネット生命(東京)のアンケート調査で分かった。
アンケート調査によれば、20代男性の3人に1人が「結婚したいが、できないかもしれない」と考え、6割が経済面の不安を理由に挙げているそうです。
今回のポイントは、結婚したいという気持ちを持っているにもかかわらず、6割の男性が経済的な理由から結婚できないと思っている点です。
独身者に聞く、結婚生活に必要な世帯年収によれば、結婚生活を送るためには、世帯年収で「500万円以上700万円未満」(22.2%)、「400万円以上500万円未満」(21.4%)、「300万円以下400万円未満」(20.5%)が上位を占めたそうです。
「結婚生活を送るためにはこれくらいの年収が必要だ」と考えていて、実際の自分の年収はこれくらいというのを比較すると、これでは結婚できないと考えているのでしょうね。
【関連記事】
- 女が結婚相手に望む「年収600万円」は独身男性の5.7%
- 非正規労働者の30代男性、未婚75%-厚労省調査
- 三平女子の結婚相手に望む条件とは?
- 結婚経験率、最初の仕事が正規か非正規かで大きな差
- 低所得のために結婚できない男性が増えている-米
- 大卒の2人に1人、高卒の3人に2人が、無職や非正規雇用だったり、3年以内に仕事を辞めたりしている
ただ、このように考えている男性は「イクメン(家庭/育児を大事にする夫)」には向いているかもしれません。
育児には前向きな傾向が見られ、同社は「経済事情が好転すれば、非婚、少子化が食い止められるかも」としている。
イクメンほどテストステロン減少 子供できると分泌抑制かによれば、子供を持って父親になると、男性ホルモンのテストステロンが少なくなり、また、子育てにかかわる父親ほどテストステロンが少ないことがわかったそうです。
そのため、一緒に子育てをやって行きたいと思っている女性は今の20代男性はいいかもしれませんね。
ただ、イクメンタイプの人は収入が低い可能性もあります。
高所得の人ほど髪の毛がたくさん抜ける!?|ホンマでっかTV 5月16日によれば、抜け毛は男性ホルモンと関係しており、男性ホルモンが多い人は、攻撃的で儲けたいという性格をもっており、高所得であるとも考えられるそうです。
お人好しほど収入は少なくなる?によれば、いい人(お人好しの人)はそうでない人に比べて、稼ぎが大幅に少ないことが分かったそうです。
また、えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分?!によれば、帝京大学医学部の調査やデンマークの医師による調査によれば、20代男性の精子は40代の半分という数値が出たそうです。
こうした記事を総合すると、もしかすると今の20代男性はテストステロン(男性ホルモン)が低いため、攻撃的で儲けたいという性格の人は少なく、協調性を重視しているため、収入を求めない傾向にあるのかもしれません。
【関連記事】
P.S.
今回の記事は、経済的な理由から結婚できないというものでしたが、以前は「出会いがない」ため結婚できないと答えていましたよね。
【関連記事】
以前と結婚できない理由が変わっているのは、どこが調査するかによって、その回答理由が違ってきている可能性があるかもしれません。
【関連記事】