> 健康・美容チェック > 低体温 > 低体温で悩む女性が増加中!34度台、35度台も!体温が下がった原因とは?
【目次】
■低体温で悩む女性が増加中!34度台、35度台も!
by Mitya Ku(画像:Creative Commons)
34度台、35度台が増加中! 低体温による冷えが不調の原因に
(2013/1/10、オズモール)
石原結實さんによると、現代人は低体温化しているのだそう。
「生理不順や生理痛を訴える女性は、たいてい低体温ですね。平熱が35度台ということも多く、中には34度台と極端な低体温の人もいるほどです」(同)
平熱が34度台や35度台の人もいるというのは驚きですね。
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36.5℃ 免疫力や代謝が最も活発に働く、ベスト体温 36℃ 体はブルブルッと震えて熱を生産しようする 35.5℃ 代謝機能低下、排せつ機能低下、自律神経症失調症の発症、アレルギー症の発症など体の機能が狂い始める 35℃ 内臓機能は正常範囲で働くことができるけれど、ガン細胞が最も活発に増殖し始める 34℃ 生存ギリギリ 33℃ 凍死寸前の体温
■平均体温が下がった原因-筋肉量の減少
電車や車、エレベーターなどが普及した現代では、日常生活での運動量が減っているほか、仕事もデスクワークに就く人が多いため、筋肉量が減っています。さらに、もともと男性に比べて筋肉量が少ない女性は、低体温になりやすいのです
デスクワークについている人も多いですし、また運動する機会も少なくなってきています。
そうしたことが熱のもとである筋肉量の減少につながっているということですね。
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半袖外国人の謎|日本人より欧米人は体温が高い?「ミトコンドリア」「筋肉量」がキーワード
筋肉量が多い欧米人のほうが日本人よりも体温が高いということは、もしかすると、50年前に比べて日本人の筋肉量が少なくなっているということは考えられないでしょうか。
筋肉量の減少以外にも日本人に低体温の人が増えている原因には次のようなものが挙げられます。
石原結實さん著書「体温力」によれば、日本人が低体温になった(体温が低下した)理由として、次のことを挙げています。
運動不足
塩分の控えすぎ
水分の摂りすぎ
食べ過ぎ
体を冷やす食べ物のとりすぎ
ストレス
化学薬品、化学調味料、食品添加物の摂取
シャワーで済ませる入浴習慣
夏のクーラー
現代人の生活は体を冷やすライフスタイルになっているのかもしれません。
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■低体温改善方法
バランスのとれた食事で亜鉛などのミネラルやビタミン補給
低体温改善に必要不可欠な栄養素は、亜鉛・鉄・セレンなどのミネラルと、ビタミンB1・B2などのビタミンです。
亜鉛などのミネラル補給は、女性ホルモンのバランスを保ち、冷え・生理不順・低体温を改善します。
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→健やかに過ごしたい40代・50代の女性に亜鉛サプリ!まとめ買いで最大15%OFF!
冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする
糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。
温かい飲み物を飲んで低体温改善!
旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!
食べない系ダイエットは避ける
食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。
食事誘発性熱産生といいます。
たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない
基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。
低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。
たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。
運動で低体温改善!
運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。
また筋肉を使うことで体温が上がります。
ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。
お風呂にゆっくり浸かる
お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。
また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。
お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。
さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。
●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法
40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。
最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。
※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。
1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。
2.2分経ったら上半身のストレッチ
両肘を後ろに突っ張り胸をはる
左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)
(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)
3.下半身のストレッチ
入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す
坐禅のように脚を組む
足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす
5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)
(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)
4.10分たつまでゆっくり浸かる
【参考記事】
お酒の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。
ヘスペリジン
グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。
また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。
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酒粕
月桂冠株式会社は、冷え性の症状がある男女8名に、アルコールを除いた酒粕の粉末を10g食べて、40分後に手を冷却することによって負荷をかける実験を行ったところ、酒粕を食べた人は手の表面温度に上昇傾向がみられたそうです。
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冷え性のツボ
・下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方
マッサージ
冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。
また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。
冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。
特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。
ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。
⇒ 体温を上げる方法 についてはこちら。
⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。
⇒ 冷え性改善・冷え症対策 についてはこちら。