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膵臓:インスリン分泌細胞 マウスで増殖に成功 慈恵医大
(2009/2/27、毎日新聞)
糖尿病のマウスの膵臓(すいぞう)に特定の遺伝子を導入し、血糖値を調節するホルモン「インスリン」を分泌するベータ細胞を大幅に増殖させることに、東京慈恵会医科大が成功した。
マウスの血糖値は約4カ月で正常値に戻り、寿命も健康なマウスと変わらなかった。
研究チームは「ベータ細胞が少しでも残っている糖尿病患者の有効な治療法につながる可能性が高い」と話している。
東京慈恵会医科大は糖尿病モデルマウスのすい臓に細胞分裂の周期を早める働きを持つ遺伝子を組み込んだウイルスを注射する遺伝子導入という手法を用いた実験を行ない、血糖値が正常値まで下がり、インスリンを分泌するβ細胞が大幅に増加することを確認したそうです。
この研究によって、糖尿病の有効な治療法につながるといいですね。
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