by 401(K) 2012(画像:Creative Commons)
3月17日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学では、『知らないと損する!医療費徹底節約&たけし院長がいく!全国メタボ健診ツアーIN大阪』の3時間スペシャルでした。
今回は糖尿病と診断された方を例に、医療費がどれくらいかかるかを紹介していました。
- 糖尿病の初期の段階では、食事療法・運動療法で血糖値をコントロールします。
- 食事療法・運動療法では血糖値がコントロールできなくなると、血糖降下薬で血液中の糖分を下げる治療を行ないます。
- 血糖降下薬では血糖値がコントロールできなくなる段階になると、インスリン注射による治療が必要となってきます。
このように段階を経るにつれて、医療費が高額になってきます。
また、糖尿病だけでなく、同時に高血圧や脂質異常症(高脂血症)、動脈硬化などの病気になることもあり、さらに医療費が高額になる可能性もあるのです。
そして、糖尿病には糖尿病網膜症などの合併症もあり、その治療にも医療費がかかってきます。
今回番組で紹介した生涯医療費が高額になった理由としては、「治療の怠慢」をあげています。
食事・運動療法をサボったことで、薬の使用が早まったことが一つ。
さらに、薬の飲み忘れや、半年も病院に行かないという通院の中断を何度もしてしまったこと。
結果、高血圧症や脂質異常症、脳梗塞などの合併症を引き起こし、多大な医療費を生み出す原因となってしまったのです。
糖尿病の患者の中には、糖尿病の治療を受けていない人や途中でやめてしまった人も多いようです。
生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。
また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。
メタボが悪化すると多額の医療費がかかります。
(急いでメモしたため、詳細な金額は間違っているところもあるかもしれません。)
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- 高血圧 174万7500円
- 脂質異常症(高脂血症) 368万2200円
- 糖尿病 584万8200円
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医療費を節約するためにも、メタボ対策を行ないましょう。
番組HPには、「知らずに損している!?あなたの医療費チェック」が紹介されています。
番組で紹介されたチェック項目を一部ご紹介します。
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Q.
休日に子供が熱がある時に、
A.電話で医師に相談する
B.様子を見て翌日受診する
どちらが医療費が高いと思いますか?
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答え A
電話で医師に相談することも医療行為となり、診察料がとられるそうです。
様子を見て翌日受診したほうが医療費は安くすむそうです。
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Q.
薬をもらうときは、
A.病院に近い薬局でもらう
B.自宅に近い薬局でもらう
どちらが医療費が高いと思いますか?
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答え B
薬をもらうときは、自宅に近い薬局でもらうよりも
病院に近い薬局の方が調剤基本料が安いそうです。
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Q.
緊急を要しない手術のために入院する場合、
A.月末から入院する
B.翌月から入院したほう
どちらが医療費が高いと思いますか?
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答え A
緊急を要しない手術のために入院する場合、
月末から入院するよりも、
翌月から入院したほうが月ごとにかかる費用が
かからなくてすみ、安くなるそうです。
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知っておかないと損することもあるので、もっと勉強したいですね。