by giulio nepi(画像:Creative Commons)
「Dカップ」の女性が50%以上の国って?「イギリスとデンマーク」
(2014/2/17、マイナビウーマン)
■欧州女性の平均カップサイズ
カップサイズ D C B A(数字は%)
英国 57 18 19 6
デンマーク 50 19 24 7
オランダ 36 27 29 8
ベルギー 28 28 35 9
フランス 26 29 38 7
スウェーデン 24 30 33 14
ギリシャ 23 28 40 9
スイス 19 24 43 14
オーストリア 11 27 51 10
イタリア 10 21 68 1
(Triumph 『European Bra Size Survey 2007』 調べ)
ヨーロッパ女性の平均カップサイズのデータを見ると、違いがあるのがわかります。
特に英国・デンマークは女性2人に1人がDカップという結果になっています。
ところで、日本の事情はどうなのでしょうか?
2011年に紹介した日本でAカップ激減・Eカップ急増の理由で紹介した日本での売り上げデータによれば、Cカップが一位だったそうです。
大手下着メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンに聞いてみた。
「小社の売り上げデータでは、1980年はAカップが58・6%とダントツの1位でしたが、1992年にBカップ、2004年にCカップが1位となっています」(マーケティング本部・岩橋朝子さん)
おお、日本でもバストのサイズアップは順調に進んでいた!
「また、1980年にはほとんどなかったEカップ以上の売り上げも、2010年には17・7%まで伸びている一方、Aカップは8・5%まで激減。商品によってはラインナップにAカップを入れなくなったものもありますね」
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また、埼玉貧乳問題(なぜか女性の平均バストサイズが埼玉県だけがAカップ)|月曜から夜ふかし 9月24日で紹介したデータを見ても、売り上げデータに近いといえるのではないでしょうか。
参考画像:LC
ちなみに英国人女性のバスト平均は、近年アップしているそう。その要因として、体重増加があげられています。
バストサイズの違いは、栄養バランスによるものであったり、体重増加が関係していそうですが、日本でAカップ激減・Eカップ急増の理由で紹介した統計局のデータによれば、1980年から2008年の間で、26~29歳の女性の平均身長と体重は、それぞれ154・3cm→158・5cm、51kg→53kgで、身長はかなり伸びていますが、体重はそれほど増えていません。
興味深い意見としては、女性ホルモンと睡眠時間(睡眠時間が適切な時間にとれているか)の関係です。
埼玉貧乳問題(なぜか女性の平均バストサイズが埼玉県だけがAカップ)|月曜から夜ふかし 9月24日
では、何が女性ホルモンを左右し、胸の大きさを決めるのでしょうか?
それは、「睡眠時間(睡眠時間が適切な時間にとれているか)」。
胸を大きくする女性ホルモンは寝ているときに分泌されるそうです。
大事なのは、就寝時間。
夜10時から深夜2時くらいの間に成長ホルモンや色々なホルモンがしっかり出るタイミングがあり、成長期の子供がその重要な時間帯に睡眠がちゃんととれているかがポイントなのだそうです。
この仮説を当てはめるならば、英国・デンマークの女性は、睡眠時間が適切な時間にとれていることで、女性ホルモンが分泌されているのではないかと考えられます。
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