「やせ」でも4人に1人が血液検査でメタボ健診の基準値を超えていた!?|日本医療データセンター


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by Blondinrikard Fröberg(画像:Creative Commons)

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メタボ健診:「やせ」でも血液数値、基準値超…4人に1人

(2008/10/5、毎日新聞)

肥満度を示す体格指数(BMI)が「やせ」(18.5未満)でも、血糖値など血液検査のいずれかの数値が特定健診(メタボ健診)の基準値を超えている割合が4人に1人に上ることが、日本医療データセンター(東京都千代田区)の大規模解析で分かった。こうした人は、心筋梗塞(こうそく)などの重大疾患を起こす危険性が正常な人の5倍に達した。肥満の人だけではなく、やせた人も検査値に注意を払う必要性が浮き彫りになった。

「やせ」の人のうち、血糖値、血中脂質、血圧のいずれかが特定健診の基準値を超えた人は25.6%に達した。

心血管疾患や糖尿病の合併症などを発症した「肥満」は「標準」「やせ」に比べ2~3倍あった。ところが、基準値を超える検査値があった人の発症率を正常値の人と比べると、「やせ」は5倍、「標準」は3.4倍、「肥満」は3.1倍と、やせているほど検査値の異常が影響を及ぼしていた。

日本医療データセンターによれば、たとえ痩せていても、詳しく言えばBMIが「やせ」(18.5未満)であっても、4人に1人が血液検査でメタボ健診の基準値を超えていたそうです。

太っていることと痩せていることは、血液検査の結果とあまり関係がないのでしょうか。

痩せていても、血液検査でメタボ健診の基準値を超えていた場合は、健診後の指導を受けられるような仕組みにすべきだと思います。

しかし、今の段階では、やせていても血液検査の結果に異常がある人は、自身で早めに改善・対策をする必要があるようです。

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