■夏が一年で最もダイエットしにくいのはナゼ?その理由とは?
by Extra Zebra(画像:Creative Commons)
夏は1年で一番基礎代謝が低い!!“太りにくい体質”を手に入れる方法
(2009/6/26、R25)
「そもそも“夏は代謝がよい”というのは思い込み。夏は1年で最も基礎代謝が低い季節ですから」とは代謝研究の第一人者、永田孝行先生。
夏は汗をかきやすく、代謝が良いのでダイエットしやすいと勘違いしている人も多いようです。
汗をかきやすいのは、人間の体が環境(気温など)に対応して、体を冷やすために汗をかきやすい体にしているためであって、決して代謝が良くなっているわけではないのです。
■夏が一年で最も基礎代謝が低い理由とは?
それにしても、夏が一年で最も基礎代謝が低い理由とは何なのでしょうか。
「基礎代謝とは、呼吸や内臓機能の維持、体温調節に使う、生きるために最低限必要なエネルギーのこと。
外気温が体温に近い夏は、体温維持にあまり力を使う必要がなく、基礎代謝は下がるのが自然です。」
夏は気温が高いため、体温維持のために力を使う必要がないため、基礎代謝が低いのだそうです。
そのために、夏は1年で最もヤセにくいのですね。
そうであれば、ダイエットしなくても済むように、基礎代謝を上げることで太りにくい体質を作り上げればよいのではないのでしょうか。
「太りにくいのは事実です。
基礎代謝量を上げるには活動的な生活をして自律神経を整え、内臓機能を高めること。
基礎代謝の消費エネルギー内訳を見ると、実は筋肉より内臓が多い。
筋トレで筋肉の消費エネルギーを増やすより、内臓機能を高め、血流を促すストレッチやヨガなどを毎日行う方が効率はいいですね」
内臓機能を高めた方が基礎代謝はアップするそうなので、ストレッチやヨガを毎日のトレーニングに組み込むようにしたほうが効率が良いようです。
また、内臓に負担をかけないように、アルコールを控えることや冷たいものを飲みすぎないようにすること等も大事になってくるのではないでしょうか。
それに加えて、筋肉を鍛えるとさらに効果的なのかもしれません。
夏間際になって急にダイエットをすると、自律神経が乱れることが考えられますので、太りにくい体づくりを行うようにしていきましょう。
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