■コーヒー・緑茶で死亡リスク減|国立がん研究センター
by kawaiikiri(画像:Creative Commons)
コーヒーや緑茶、1日数杯で長寿効果 19年間追跡調査
(2015/5/7、朝日新聞デジタル)
コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いとする調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があるという。
国立がん研究センターなどの研究チームによれば、コーヒーや緑茶をよく飲んでいる人は死亡リスクが低いという結果が出たそうです。
コーヒーのポリフェノール、緑茶のカテキンが血圧を下げ、コーヒー・緑茶に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きを良くしてくれる可能性があるそうです。
緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター
緑茶を日に2杯以上またはコーヒーを日に1杯以上摂取する群では、緑茶もコーヒーも飲まない群に比べると、循環器疾患、脳卒中、脳梗塞、脳出血の発症リスクが有意に低下しました(図3)。特に、脳出血については、緑茶とコーヒー摂取の相互作用がみられ、より低いリスクとなりました(交互作用P=0.04)。
緑茶またはコーヒーの飲む頻度が多いと、脳卒中や脳梗塞、脳出血の発症リスクが低いことがわかったそうです。
緑茶とコーヒーの飲む頻度・量としては、緑茶で1日に2杯以上、コーヒーで1日に1杯を摂取することで、脳卒中のリスクが減少する可能性があるそうです。
【コーヒー関連記事】
- コーヒーが持つ10の健康効果まとめ
- コーヒーが動脈硬化予防
- コーヒーに脂肪肝予防効果|飲む量減ると発症しやすく
- コーヒーを多く飲む人は肝臓ガンの発生リスクが低い?
- コーヒー(フェルラ酸)にコレステロール激減効果がある!?|ためしてガッテン(NHK)
- コーヒーを一日4杯以上飲むと大腸がんの再発リスクと死亡リスクが低くなる|米ハーバード大
- コーヒーでダイエットできる?|コーヒーの脂肪燃焼効果
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖尿病の発症抑制や血糖値を改善する効果がある
- コーヒー・緑茶で死亡リスク減|国立がん研究センター
- コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなる!?
- コーヒー1日3~4杯、心臓病による死亡リスク4割減 |東大や国立がんセンター
- コーヒー摂取量が多いと、肝がん発生リスクは低くなる|厚労省研究班
- 【子宮体がん】コーヒーを1日3杯以上飲む女性はリスクが6割低くなる!|厚労省研究班
- コーヒー飲むと抗酸化作用でシミになりにくい!?|世界一受けたい授業
- コーヒーのポリフェノールで動脈硬化抑制
【緑茶関連記事】