by Rian (Ree) Saunders(画像:Creative Commons)
ウィンブルドンで人工知能「Watson」が“テニス専門家”として活躍
(2015/6/22、CNET)
公式サイトのバックグラウンドでは、ストリームコンピューティングを実現するソフトウェア「IBM InfoSphere Streams」と、ビッグデータを参照して人間と質疑応答する「Watson Engagement Advisor」を組み合わせ、サイト運営スタッフの作業を支援する。具体的には、スタッフが自然な言葉で質問すると、試合の進行状況に応じてプレーが分析されたり過去のデータが提供されたりするので、ほぼリアルタイムにテニスファンへ興味深い情報を発信できる。
テニスのウインブルドン選手権が開幕するが、同大会では米IBMの人工知能(AI)「Watson」が公式サイトのバックグラウンドで使われるそうです。
具体的には、ビッグデータを活用して、試合状況に応じたプレーの分析やデータの提供が行なわれるそうで、IBMによれば、
「サイト運営スタッフの横に世界最高のテニス専門家を座らせているようなもの」
なのだそうです。
誰が話す(解説する)かが重要でない視聴者にとっては、近い将来「Watson」が解説する方を望むようになるかもしれません。
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