> 健康・美容チェック > 足が痛い > アーチ型インソールで偏平足(扁平足)・外反母趾予防|シューイチ
2015年11月29日放送のシューイチ(日本テレビ)で「足病学」がテーマでした。
中山秀征さんが、足に特化したクリニック「足の診療所」埼玉医科大学医学部形成外科足の外科専門医師・桑原靖院長を取材。
なぜ偏平足、外反母趾になるのかについて解説を行ないました。
【目次】
- 偏平足(扁平足)の原因
- 外反母趾の原因
- 偏平足は膝や腰の痛みの原因にもなる
- 足の歪みをインソールで補正する
- 扁平足予防のアキレス腱伸ばし
- 足のアライメント(土台の状態)の異常が負荷を増大
- カスタムインソール(オーダーメイドインソール)を作ってみた!
■偏平足(扁平足)の原因
by Evil Erin(画像:Creative Commons)
偏平足(扁平足)とは、足の位置が通常の位置を保てず、アーチが崩れてしまい、土踏まずがなくなってしまう状態です。
■外反母趾の原因
外反母趾とは、足の親指が付け根から人差し指方向に曲がり、変形する状態。
外反母趾の原因の一つとして、偏平足が原因となり、親指に負担がかかった結果、指が曲がるそうです。
※外反母趾は靴に問題があるのではなく、足に問題がある。
■偏平足は膝や腰の痛みの原因にもなる
偏平足でアーチの形が崩れることにより、踵骨(しょうこつ:かかとの骨のこと)が傾き、膝や腰の痛みの原因ともなるそうです。
足というのは土台であり、土台が崩れれば、上も悪くなるということです。
■足の歪みをインソールで補正する
足の治療における基本は、足の骨をあるべき位置に戻すことであり、その方法として、靴にアーチ型のインソールを使うことで、足のアーチを無理やり作り、扁平足を矯正します。
そうすることで、ゆがみを補正することができ、パフォーマンスが上がるそうです。
■扁平足予防のアキレス腱伸ばし
- 後ろ足の膝を曲げない
- かかとを床から離さない
- 反動をつけずにゆっくり動く(一連の動作を20秒かける)
→ 足が痛い(足の痛み) について詳しくはこちら
■足のアライメント(土台の状態)の異常が負荷を増大
オーバープロネーション(足が内側に過度に傾く)や、オーバースピネーション(足が外側に過度に傾く)は、筋肉や腱、靭帯に対する負荷を増大させることによって、足の障害を起こす原因の一つとなるそうです。
- 足底筋膜炎
- ジャンパーひざ(膝蓋靭帯炎)
- アキレス腱の炎症
- ランナーひざ(腸脛靭帯症候群)
- シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
■カスタムインソール(オーダーメイドインソール)を作ってみた!
気になったので、スポーツショップでインソールを見てきました。
そこで販売されていたのが、自分の足(靴)に合わせて中敷きを作るカスタムインソール(オーダーメイドインソール)というもので、実際に作ってみました。
すぐには実感できませんが、長時間使っていると疲れが違うそうなので、試してみたいと思います。
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