Physio Health|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォーム

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■Physio Health|従業員向けの健康コーチをするモバイルヘルスプラットフォーム

Here are the 59 startups that demoed at Y Combinator Winter ’16 Demo Day 2

(2016/3/23、TechCrunch)

Physio health is a mobile health platform that rewards employees and endeavors to reduce costs for employers. Only a small percentage of employees tend to engage in health incentive programs. But Physio says 33% of employees stay active within the platform, or 5x’s more than other programs. How it works is each employee gets a mobile app that connects to other apps like Fitbit. Employees get rewarded for healthy behaviors and the rewards are things employees want. Employees get stuff they want, companies save money and brands are happy because they reach more people.

Physio Healthは、雇用主の健康保険料に対するコストを減らし、健康奨励プログラムに励む従業員に報酬を与えるモバイルヘルスプラットフォームなのだそうです。

アメリカでは、雇用主が従業員の健康保険料を負担することが多く、肥満など健康が悪化することによる医療費の増大は問題となっています。

以前紹介したホールフーズ・マーケットを例にあげると、米流通大手ホールフーズ・マーケットでは、医療費の削減のために、従業員へのダイエット支援を行い、ダイエットや健康の改善を行うと報酬が得られるような制度を設けているそうです。

米保険会社はスマホで健康管理する契約者の保険料を優遇するサービスを開発している!?によれば、米国の保険会社はスマホで健康管理する契約者の保険料などを優遇するサービスを開発しているそうです。

日本でも同様の動きが見られます。

大企業の健保組合 生活習慣病予防に特典―厚生労働省によれば、健康保険組合では、加入者が適度な運動を続けたり、規則正しい食生活を送ったりするなどして、生活習慣病の予防に心がけた場合の特典を設ける動きが出ているそうです。

メタボ改善を促す保健指導の成果に応じてポイントがもらえる!?その仕組みとは?で紹介した指導プログラムは、成果に応じたインセンティブとしてポイントを与えて、そのポイントに応じて商品を交換するという仕組みです。

DENAのヘルスケア事業、得意のゲームを健康情報管理サービスの機能に組み込むによれば、住友商事とディー・エヌ・エー(DeNA)は、企業の健康保険組合向けに共同運営する健康情報管理サービスの機能を拡充し、サービス内で利用可能なポイントを付与するゲームアプリケーションを開発するそうです。




■まとめ

医療費削減は健康保険料の多くを負担する企業にとっては重要な問題になっています。

また、日本では、国が医療費を削減するために、健診の数値が改善した人には健康保険料を安くする仕組みを検討していて、医療費を減らすことは企業だけではなく国の財政を守るためにも重要な問題となっています。

今後こうした問題を解決する企業が増えていくのではないでしょうか。

→ これからの企業の目標は「#健康経営」!?|「健康経営」のために企業はどのように取り組んだらいいの? について詳しくはこちら







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