by Omar Jordan Fawahl(画像:Creative Commons)
(2016/4/1、ギズモード)
ボストン小児病院の研究チームは、アップルのResearchKitを使って「Feverprints」というアプリを開発しました。それは、ユーザーに日々の体温データを収集させ、それを研究者に送るアプリです。
「我々が目指すのは、平熱が1日の間でのどのように変化するかを知ること、体温をよりよい診断の道具としていくこと、いろいろな症状や疾患経過における解熱剤の効果を評価していくことです」とアプリを作ったチームのひとり、Jared Hawkins氏は言っています。
ResearchKitを活用した研究がいろいろと始まっています。
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今回の研究は、ResearchKitを使ったアプリでリマインドしてユーザーに体温を計るように促してデータを収集し、平熱が一日の間でどのように変化することを知ることを目的としています。
脈拍を計ることで体調管理をすることができますが、同じように体温も貴重な健康管理に対する情報です。
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人間の平均体温は37度なのですが、最近では体温が35度台や34度台といった低体温の人も増えています。
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今回の研究とは直接的には関係ありませんが、もしかすると、体温が下がっている人には共通の生活習慣があり、今回の研究によって、体温が下がっている原因をつかめるかもしれません。