> 健康・美容チェック > 心筋梗塞・急性心筋梗塞 > 緑茶とレモンで心筋梗塞予防|レモンで緑茶カテキンの効果がアップ|緑茶カテキンが悪玉コレステロールの酸化を防ぐ
2009年9月26日放送の「寿命をのばすワザ百科(日テレ)」では、緑茶とレモンで心筋梗塞予防が取り上げられていました。
■心筋梗塞予防に緑茶+レモン
●カテキンで悪玉コレステロールの酸化を防ぐ
by cyclonebill(画像:Creative Commons)
緑茶カテキンには、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が酸化するのを防ぐ効果があり、血管が固くなくなったり、血液が流れにくくするのを防ぐそうです。
宇都宮大学の大森玲子教授の研究によると、緑茶を1日7杯ずつ2週間にわたり飲み続けた人とそうでない人で比べると、飲み続けた方に悪玉コレステロールの酸化が抑えられる効果がみられたそうです。
緑茶でがん予防・悪玉コレステロール値低下・便秘改善|ためしてガッテン(NHK)によれば、お茶の濃厚エキスには悪玉コレステロール値改善効果があるという結果が出たそうです。
3ヶ月間協力してもらい、お茶の濃厚エキスの入ったカプセルと、でんぷんなどが入ったニセモノのカプセルを飲み続けてもらい、体にどんな変化があるのか調べました。
すると、本物のカプセルを飲んだグループは悪玉コレステロール値が平均9.02減少。ウェストも平均1.86センチ低下しました。
ニセモノのカプセルを飲んでいたグループには大きな変化は見られませんでした。
●レモンでカテキンの効果が倍増
by Danielle Scott(画像:Creative Commons)
アメリカ・パーデュー大学の研究によれば、レモンを加えると体内に残るカテキンの量が増加するそうです。
お茶:レモン=1:1の割合で摂ると、体内に留まる量が20%から80%にアップし、心筋梗塞の予防に効果が期待できるそうです。
→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら
→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら
→ 動脈硬化改善に良い食べ物 について詳しくはこちら
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■心筋梗塞を予防する方法
食事・食生活の改善・バランスのとれた食事に
動脈硬化の予防には食事・食生活の改善は欠かせません。抗酸化食品に注目が集まっています。
バランスのとれた食事でミネラル・ビタミン補給しましょう。
また、食事の量にも気をつけましょう。
→ 抗酸化食品 について詳しくはこちら。
食物繊維で脳卒中や心筋梗塞のリスク減
45歳以上の男女約8万7千人を約10年間、追跡調査を行い、食物繊維の摂取が多いグループは、そうでないグループに比べて、脳卒中や心筋梗塞などの循環器病の発症リスクが低かったそうです。
水溶性の食物繊維よりも不溶性食物繊維のほうが脳卒中のリスクを下げる効果が高かったそうです。
ただ、心筋梗塞を防ぐカギは悪玉善玉比(悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率)|みんなの家庭の医学 2月9日によれば、心筋梗塞を予防するには悪玉善玉比を改善することが重要であり、善玉コレステロールを増やす方法として、水溶性食物繊維を摂取することがおススメされていました。
→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら。
【参考記事】
- 食物繊維で脳卒中や心筋梗塞のリスク減 厚労省研究(2011年8月12日)
ダイエットをして、肥満を解消する
肥満は動脈硬化の原因の一つだと考えられている。
オメガ3の多い食事を心がける
オメガ3脂肪酸の多い食事(青魚、えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品)を積極的にとる。
→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら。
EPAを含む青魚を食べる
EPAの8つの美容&健康効果によれば、青魚に含まれるEPAを摂取することで、中性脂肪値が著しく低下するといわれています。
→EPAについて詳しくはこちら。
脂身の多い肉など動物性脂肪の食べ過ぎに注意する
ストレスを解消する
ストレスは血圧にも影響を与える。自分にあったストレスを解消するリラックス方法を見つけましょう。
規則正しい睡眠で休息をとる
塩分の取りすぎに気をつける
塩分の摂りすぎは血圧を上昇させる。
運動
【参考記事】
血糖値コントロール
なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?によれば、HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高めると考えられるので、血糖値をコントロールし、動脈硬化を進まないようにしましょう。
お酒(アルコール)の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を促進させるので禁煙をする。
体重・血圧を測り、自己管理に心がける
肥満や血圧の高めな人は、体重計と血圧計を用意して、体重そして血圧の自己管理を心がけることも大切です。
ちょっとした食事などの生活習慣の改善が動脈硬化の予防に役立ちます。
定期的な検査
健診では、血圧、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値などを検査し、動脈硬化の進行度を診断します。
定期的な検査の中で、かかりつけの医師と良い関係を築き、生活・食事指導を受けましょう。
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