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■下痢系の過敏性腸症候群(IBS)、男性の1割近く|島根大
by University Student Union CSUN(画像:Creative Commons)
下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近く
(2009/10/7、医療介護CBニュース)
国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かった。
<中略>
木下教授は、IBSの病気としての認知度の低さや、患者が医師に相談できていない現状を指摘。
自己治療で症状が改善しない潜在患者も多いとし、「IBSは適切な診断や治療が必要な疾患だ」と強調した。
島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調査によれば、男性の1割近くが、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっていることがわかったそうです。
過敏性腸症候群(IBS)とは、どういった病気・症状なのでしょうか。
IBSは、大腸や小腸に原因となる異常が見られないが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う疾患。
下痢などの便通異常は病気ではないと思いがちですよね。
そのために、過敏性腸症候群(IBS)は、病気だと思っていない人も多く、常に腹部の不安に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
下痢の症状があったときの対処方法としては、「食べ物や飲み物に気を付ける」(53%)、「トイレを見つけたらすぐに行く」(37%)、「市販の薬をのむ」(36%)、「外出先等でトイレの場所を意識するようにする」(33%)などが多かった。
しかし、こうした対処方法を行なっても、症状が改善しないことも多いそうです。
記事によれば、「IBSは適切な診断や治療が必要な疾患だ」とのこと。
過敏性腸症候群(IBS)だと感じた方は、一度受診してみてはいかがでしょうか。
→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら
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