【目次】
■要介護にならないように 「ロコモ」に注目
by Mario Mancuso(画像:Creative Commons)
要介護にならないように 「ロコモ」に注目
(2009/11/11、産経新聞)
メタボならぬロコモという言葉が近年、注目を集めている。
ロコモティブシンドロームの略語で、日本整形外科学会が提唱。
骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念だ。
ロコモかどうかをチェックする方法や、予防運動も作られ、専門家はロコモになる危険性を呼びかけている。
ロコモティブシンドロームは日本整形外科学会が提唱した、骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念です。
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■ロコモの要因となる病気は3種類
大江医師によると、ロコモの要因となる病気は3種類。
骨の強度が低下する骨粗鬆(こつそしょう)症
▽関節の軟骨がすり減り、痛みが出たりする変形性関節症
▽神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなる脊柱管狭窄(きょうさく)症
-で、この3つの病気などが複合して起きたり、積み重なって運動器の機能が低下し、移動能力が落ちてしまうという。
ロコモティブシンドロームの要因となる病気は、骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症の3つの病気。
こうした病気になることで、運動器の障害が生まれ、要介護状態になる危険性が高くなります。
●変形性膝関節症
関節痛は、高齢になると、ほとんどの方が持っているといわれています。
その関節痛の多くが、関節軟骨の磨耗が原因の、「変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」です。
通常、軟骨は、柔軟性と弾力性、なめらかさを持っており、関節のスムーズな動きを支えています。
しかし、老化や過激な運動などで、軟骨の消耗が進むと、骨同士が直接こすれあい、強い痛みを感じます。
つまり、変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りなどが原因となって、関節が変形したり、膝関節に炎症が起きたりすることで痛みが生じる病気です。
変形性膝関節症(関節痛や膝痛)に当てはまる方は、正座のしにくい方や階段の上り下りがつらい方、立ち仕事の多い方に多いです。
→ 膝が痛い|関節痛・変形性膝関節症 について詳しくはこちら
●脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症とは、神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなることで、背骨の内部の神経が圧迫されて足腰のしびれや痛みが出る病気です。
●骨粗しょう症
骨粗しょう症の原因は、カルシウム不足です。
血中のカルシウム濃度は一定ですので、カルシウムが不足し始めると、骨のカルシウムから補填をするようになります。
つまり、血中のカルシウムが不足すればするほど、骨のカルシウムも減っていくことで、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていきます。
また、日光にあたることもなく運動もあまりしない生活を続けていると、骨の形成に大切なビタミンDが活性化されず骨粗鬆症になってしまいます。
→ 骨粗鬆症 について詳しくはこちら
■ロコチェック
記事には、ロコモティブシンドロームかどうかを点検する「ロコチェック」が紹介されていました。
点検項目は、
(1)片脚立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたり、滑ったりする
(3)階段を上るのに手すりが必要
(4)横断歩道を青信号の間に渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
-の5種類。
上記の5種類のうち1つでも当てはまれば、「ロコモ」の可能性があるそうです。
■ロコトレ
また、ロコモにならないための運動「ロコトレ」も紹介されています。
骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。
方法が詳しく紹介されていました。
開眼片足立ちの方法
- 1日3回、左右1分間ずつ、床につかない程度に片足を上げる。
スクワットの方法
- 1日に3度(1度に5・6回ずつ)椅子に腰をかけるようにお尻をゆっくり下ろす。
■まとめ
要介護状態を防ぐためにも運動器の健康維持が重要ですので、日頃から運動をするようにしましょう。
また、おすすめなのが「スロトレ」。
スロトレは、軽い負荷でありながらも、、すべての動作を“ゆっくり、止めずに、連続して行う”ことで筋肉が力を発揮している時間を引き延ばし休ませないため、筋肉量が増えるのに効果的なトレーニング方法です。
また、軽い負荷であるため、次のような方にもおすすめができます。
→ スロトレ について詳しくはこちら
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