胸のサイズから洋服(オフィスカジュアル)を選ぶ「#HEARTCLOSET」が生まれた理由は、胸の大きな女性特有の悩みがあったから


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参考画像:HEART CLOSET|スクリーンショット




■胸のサイズから洋服(オフィスカジュアル)を選ぶ「HEART CLOSET」が生まれた理由は、胸の大きな女性特有の悩みがあったから

胸の大きい女性に向けた通勤服「ハート・クローゼット」が話題

(2016/8/6、Fashonsnap.com)

黒澤美寿希さんは、中学生から胸が大きくなり、高校生の頃にはGカップになった。毎日着用しなければならないセーラー服を着ると生地が引っ張られ、おへそが見えたりして困っていたという。

大人になってからも、着られる服はチューブトップなど露出の多い服しかなく、派手な性格とみられることが多かった。「キャンキャン世代なので女子アナが着るようなアンサンブルを着たかったのですが、ボタンが飛んだり変な型がついたりして、一度着たら使い物にならなくなりまた」。

起業してからはカジュアルな格好ばかりするわけにもいかず、相変わらず服選びには苦労していた。普通サイズのシャツやジャケットを着用すると、「胸に生地が引っ張られ、息苦しかったり、猫背になったり」。太っていないのにそう見られるのもストレスだったという。

大きな胸の女性が男性には言うことができない悩みとは?によれば、ファッション面で次のような困りごとがあるそうです。

●胸のボリュームのせいで太って見える

●胸のサイズが合わなくて着られない服がある

●どんな服を着てもセクシーになってしまう

どんなにかわいい服だとしても、胸が大きいために着られない服も多く、また大きい胸のため、太って見えたり、セクシーに見えてしまうという悩みを抱えているそうです。

HEART CLOSET(ハートクローゼット)がそんな大きな胸の女性の服に対する悩みを解決しようとして考えたアイデアが「胸のサイズから洋服を選ぶ」というもの。

なぜ日本でAカップ激減・Eカップ急増しているのか?その理由とは?(2011/12/5)で紹介したトリンプの売り上げデータによれば、売り上げデータでは、1980年はAカップが58・6%とダントツの1位でしたが、1992年にBカップ、2004年にCカップが1位となったそうです。

また、1980年にはほとんどなかったEカップ以上の売り上げも、2010年には17・7%まで伸びている一方、Aカップは8・5%まで激減しています。

そして、2014年には、Fカップ6.0%、Aカップ5.3%とFカップがAカップを上回る結果となっています。

胸の大きな女性が増えているため、HEART CLOSETが考えるアイデアに賛同するユーザーも多いかもしれません。




→ なぜブラジャーのFカップの売上がAカップを上回るようになったのか? について詳しくはこちら




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