親が便秘だと子供も便秘になりやすい!?|便秘に気づいていない人は31%

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■便秘に気づいていない人は31%

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by Jay Ryness(画像:Creative Commons)

親の便秘、子どもにも影響…ネット調査

(2016/9/27、読売新聞)

調査は今年8月、小学生の子どもを持つ保護者621人にインターネットで実施。便秘状態かどうかは、「排便が3日に1回以下」など6項目のうち2項目以上が該当するかどうかで判定した。

■2項目以上該当すれば便秘状態と判定
・排便頻度が3日に1回以下
・便失禁がある
・便を我慢することがある
・排便時に痛みがある
・便が硬い
・トイレが詰まるくらい大きな便が出る

NPO法人「日本トイレ研究所」の調査によれば、便秘状態だった保護者は26%で、このうち便秘の状態にあるのにもかかわらず、「便秘を自覚している」は31%だったそうです。




■親が便秘だと、子供も便秘になる!?

子どもの便秘状態は、保護者に便秘状態がある場合は33%、ない場合は11%と差が出た。「家庭で排便について会話している」「子どもの便をチェックしている」との回答はいずれも半数に満たなかった。

小学生の5人に1人が便秘!?|なぜ子供が便秘になってしまうのか?その原因によれば、子供が便秘になってしまう原因は主に2つ挙げています。

1.友達に知られたくない、からかわれたくないという気持ちから便意があっても我慢しているから

便秘状態の背景には、学校で人目を気にする傾向が児童の間にあるためで、半数以上の52・8%が「便意があっても我慢する」と回答。理由については「友達に知られたくない」(55・9%)、「友達にからかわれる」(36・4%)という回答が目立ったという。

我慢のしすぎが便秘の原因のひとつだと考えられます。

無理なガマンをしてしまうことで、排便のタイミングを逃してしまいます。

そして、その結果、便の水分が抜けて硬くなるため、出にくくなってしまう、つまり便秘になってしまうのです。

2.便秘になりやすい生活習慣になっているから

子どもは食事などで親の生活の影響を受けやすい。排便頻度が少なくて当たり前だと親が考えていると、子どももそう思ってしまう。排便は体の状態を知らせてくれる大切なメッセージなので、丁寧に向き合ってほしい

小学生の5人に1人が便秘!?|なぜ子供が便秘になってしまうのか?その原因によれば、便秘状態の児童は睡眠時間が短く、朝食を食べない割合が多い傾向があるそうです。

朝食抜きにすると、便を作る元がないため、便秘になると考えられます。

また、睡眠時間が短いこと(睡眠不足)も便秘になりやすい原因の一つと考えられます。

低体温の子どもが増加中によれば、低体温の子供に共通する特徴としては、「やせ気味」と「疲れやすい」というもので、その理由としては、生活習慣の乱れ(「睡眠不足」「就寝時刻が遅い」「食生活の乱れ」「冷暖房の使用による体温調節機能の低下」「運動不足」)が関わっているようです。

低体温の子ども、「意欲」が低下によれば、夜ふかしをすることなどによる生活リズムの乱れから、体温調節に関わるホルモンや自律神経の働きがおかしくなってしまうそうです。

自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識することによれば、自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられています。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり・高血圧・むくみ・便秘になりやすくなるそうです。

■まとめ

子どもは親の生活習慣の影響を受けやすいために、保護者が便秘だと子供も便秘になりやすいと考えられます。

排便は体の状態を知らせてくれる大切なメッセージなので、丁寧に向き合ってほしい

子どもの便秘を少なくするためにも、また身体の調子を知らせるサインをチェックするためにも、便秘についてしっかりと対策に取り組んでほしいですね。

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