乳がんの発症を抑える遺伝子「Nrk」を発見|ヒトの診断・治療への応用に期待|東京工業大学


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■乳がんの発症を抑える遺伝子「Nrk」を発見|ヒトの診断・治療への応用に期待|東京工業大学

乳がんを抑制する新たな遺伝子を発見―ヒト乳がんの診断・治療への応用に期待―

(2016/9/14、東京工業大学ニュースリリース)

妊娠期には、エストロゲン[用語1]などの女性ホルモンのはたらきにより乳腺上皮細胞[用語2]が増殖し、乳腺が発達して授乳に備える。その後、乳腺上皮細胞は増殖を停止するが、この増殖停止機構が破綻すると、細胞の増殖が止まらず、乳がん発症につながると考えられる。その制御機構はこれまでよくわかっていなかったが、駒田教授らは、性染色体であるX染色体[用語3]にコードされるタンパク質リン酸化酵素[用語4]であるNrkを欠損したマウスを作製し、このマウスが妊娠・出産を経験後に高頻度(90%の確率)で乳がんを発症することを突き止めた。本研究により、Nrkが妊娠後期の乳腺で発現し、乳腺上皮細胞の増殖を止めることで乳がんの発症を防ぐ役割を果たしていることが明らかになった。

東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究ユニットの駒田雅之教授らによれば、マウスの実験で乳がんの発症を抑える遺伝子「Nrk」を発見したそうです。

今回の実験はマウスによる実験ですが、マウスのNrk遺伝子と同じ機能を持つ遺伝子は人にも存在することから、今後乳がんが発症するメカニズムの解明や治療につながる可能性があるそうです。

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