by Erin Nekervis(画像:Creative Commons)
モテるかどうか、飲むお酒で決まる!? モテ男は「焼酎」「ウイスキー」、モテ女は「ワイン」が好きだった
(2016/10/18、ワインバザール)
交際経験ゼロの男性でお酒を「毎日飲む」人の割合はわずか8.6%でしたが、交際した人数が増えるにつれてその割合は増加し、交際経験5人以上の男性では41.5%がお酒を「毎日飲む」と回答しました。
交際経験ゼロの男女を見ると、共にお酒を「まったく飲まない」割合の高さが目立ちます。男性では35.9%、女性では36.9%が「まったく飲まない」と答えています。さらに「ほとんど飲まない」まで含めると、男性では52.3%、女性では67.7%に達しました。
ワイン情報サイト・バザールが調査した「お酒を飲む頻度や好きなお酒の種類と交際人数」との関係によれば、交際したことがある人数が増えるにしたがって、男女ともに「毎日飲む」と回答した人の割合が高くなっていることがわかったそうです。
また、交際経験ゼロの男女の場合、お酒を「まったく飲まない」人が多いようです。
交際したことがある人数が増えるにしたがってお酒を飲む頻度が高いという理由について考えてみたいと思います。
1.お酒を飲む機会=出会いの数の多さと関係しているのではないか
お酒を飲む場というのは、人が集まる社交的な場であり、例えば忙しいやお酒を飲まないことを理由に誘いを断ってしまうと出会いの場を自ら失ってしまうとも考えられます。
恋人が途切れない秘訣は常に種をまき続けること!?によれば、タレントのYOUさんは、恋多き女性とされる理由について、人と飲むのが好きで、お金も時間もたくさん使っていて、そのなかで男性と知り合っているだけと答えたそうです。
弱いつながりを大事にすることが結婚する可能性を高くする!?で紹介した「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著 ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)によれば、調査対象となった人々の約68%が知り合いの紹介で配偶者にめぐり合っているそうです。
お酒を飲む場だけが出会いの場ではありませんが、お酒を飲む機会がないということは出会いの場という選択肢を一つ少なくすることになるわけですから、それだけ出会いの数が少なくなると考えられます。
2.男は酒を飲むとうぬぼれやすくなる?
男は酒を飲むとうぬぼれやすくなる?によれば、男性の約35%は「飲んでいるときのほうが調子が上がり、異性に対し、魅力的に振る舞える」と思っているそうです。
また、独身男性は全般的に「飲んでいるときのほうが女性を誘うチャンスが増える」と思っており、42%は「ウィットに富んだこと、最高に気の利いたことが言えている」と思っているそうです。
つまり、男性はお酒を飲むとうぬぼれやすくなっていると考えられます。
うぬぼれるということを良いように考えれば、自信を持っているということですから、それだけ女性に対して誘いやすくなるということではないでしょうか。
3.お酒を飲む女性はあまり魅力的でない男性でも魅力的と感じる
ビア・ゴーグル(ビールゴーグル)効果|酔うと異性が魅力的に見えるのはなぜ?によれば、オーストラリアにあるボンド大学の心理学者マイケル・リバーブ氏が異性の写真を見せてその魅力を採点したところ、ほぼシラフの状態だった人の平均点が3.26点であったのに対し、ほろ酔い状態の人のそれは4.67点を記録したそうです。
お酒が入ることによって、異性への評価が寛大になり、相手のことが魅力的に見えるそうです。
お酒をよく飲む女性は男性を見る目がない?|レイクヘッド大学(カナダ)によれば、お酒を飲む女性は酔っていない時でも顔の左右対称性を判断する能力が低いため、あまり魅力的でない男性でも魅力的と感じるのだそうです。
このことを言い換えれば、女性の男性に対するハードルが下がっているともいえるのではないでしょうか。
4.お酒を飲む人は誘ったり誘われたりしやすい
彼女がいる人は、「モテるかモテないか」ではなく「誘うか誘わないか」の違いによれば、彼女がいる人と、いない人(正確には、欲しいけどいない人)の違いは、好意を持った女性に対して積極的な行動を取れるかどうかのようです。
また、この傾向は、女性についても、同様の傾向があるようです。
お酒を飲む頻度が多い人でお酒を飲む場に出かけることが多い人は誘ったり誘われたりしやすいと考えられます。
5.隙ができる
隙のある女性がモテる?|この「隙(スキ)」はどうしたら生まれるの?によれば、「隙」の正体とは、「もしかしたら付き合えるかもしれない!」と思わせること、なのだそうです。
その「隙」はどうしたら生まれるのでしょうか。
それは、女性が心を開いてちょっとした本音をしてくれることにより、そのことで男性も心を許し、声がかけやすくなったり、仲良くなったりしやすくなることで生まれるようです。
チョコレートで脳を酔わせる?チョコは恋愛の特効薬!?によれば、チョコレートに含まれるギャバ(GABA)には大脳を抑制して、飲酒状態に近くする働きがあり、口説きやすくなるそうですが、その理由として考えられるのは、お酒に酔うことで理性が少しだけゆるくなったり、心を開いて本音を話してくれるようになるのではないでしょうか。
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6.お酒を飲む場は照明が比較的暗い
一目惚れの42%は17時以降! 暗い所で一目惚れが多発する理由とは?によれば、相手の瞳孔が大きくなっていると、無意識に自分自身に興味が持たれている=「好意を持たれている」と思ってしまうようです。
告白の成功率がアップする時間帯がある?によれば、暗闇や照明の暗い場所は、瞳孔が開いてしまうため黒目がちになり、人を2割増し素敵に見せる効果もあるそうです。
お酒を飲むお店は照明が比較的暗いところが多く、瞳孔が開くことで黒目がちになることで、魅力的になったり、好意を持たれていると思いやすくなると考えられます。
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7.お酒を飲んだ時と飲んでいないときのギャップ
ギャップに弱い人っていますよね。
一見怖そうな人が優しかったり、なよなよっとしている人が実はすごく男らしかったりと、いつもと違う一面を見ると日頃のギャップからキュンと来る人もいるのではないでしょうか。
お酒も同様に、日頃は真面目にしている人がお酒を飲んだ時に楽しそうにしている姿を見ると、そのギャップにひかれてしまうということがあるのではないでしょうか。