「娘が連れてくる彼氏はお父さんの通知表」について考えてみた|パパが恋愛対象となる男性の評価基準になっている!?





■「娘が連れてくる彼氏はお父さんの通知表」について考えてみた|パパが恋愛対象となる男性の評価基準になっている!?

A Bride

by Terry Ku(画像:Creative Commons)

娘が連れてくる彼氏はお父さんの通知表|note(2016/12/27、林伸次)というタイトルについて考えてみたいと思います。

わかりやすくいえば、娘が連れてくる彼氏はお父さんが男性の評価基準となっているという話です。

恋愛は直感か?|あなたは直感を信じて恋愛をしますか?で紹介した「だから、男と女はすれ違う」では、このように書かれています。

ラブマップ(恋の地図)とは、生まれた直後から現在に到るまでの間に、無意識のうちに築きあげてきた思考や性格に関する膨大なリストである。両親の言葉遣いやユーモアのセンス、洋服の好みや政党の好み、兄弟の好き嫌いや趣味、友人や先生の価値観、テレビで見聞きしたこと・・・。こうした子供時代から思春期にかけて溜め込んだ経験が恋愛対象となる人物像を決めている。

<中略>

「大体10代の間に、態度や価値といったことに対する地図は完成します。あとは、その地図の理想像と重なる人物がタイミングよく現れると、脳内の化学反応のスイッチが入り、私たちにこの人だと教えてくれるのです。」

私たちは生まれてから現在まで無意識のうちに築き上げてきた「ラブマップ(恋愛地図)」をもとに恋愛対象となる人物像を決めているそうです。

つまり、「だから、男と女はすれ違う」を参考にすれば、両親とのかかわり方や兄弟とのかかわり方、友人、先生、近所の人、テレビなどのに出演している人など子供のころから現在までに経験してきたものすべてが価値基準となっているので、娘が連れてくる彼氏はお父さんだけが男性の評価基準となっているわけではないというわけです。(安心してくださいね)

ただ、スキンシップに関しては、お父さんが男性の評価基準として大事な位置を占めるという意見もあります。

女の子は父親のスキンシップで「男を見る目」が養われる!?で紹介したアメリカの心理学者、フィリス・K・デイビス博士の著書『パワー・オブ・タッチ』によると、子供が女の子の場合、父親が子供のころから愛情を持って触れていると、「愛情があって触れてくる男性と、そうではない男性とを区別できるようになる」そうです。

下心を感じる男性の行動の第1位は、「すぐにボディタッチをしてくる」というものですが、そのボディタッチが愛情によるものかそうでないかの判断は父親がそれまでどのように愛情を持って接してきたかによるというのは重要なことですよね。

日本人は欧米のように挨拶をするときに握手をしたり、ハイタッチをしたり、ハグをしたりといったスキンシップをするわけではないので、比較的スキンシップが少なめかもしれません。

娘さんがダメな男に引っかからないためにも、愛情のあるスキンシップとはどういうものかを伝えることはお父さんとしての大事な役目になるのかもしれませんね。







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