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AED 市民救命で社会復帰2倍 京大、心停止患者調査
(2010/3/18、京都新聞)
駅や百貨店など公共の場に設置されたAED(自動体外式除細動器)が、心停止患者の社会復帰に役立っているとの初めての調査結果を、京都大保健管理センターの石見拓助教と大学院生の北村哲久さんらのグループがまとめ、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に18日発表した。
一般市民によるAEDによる除細動を受けた人(心室細動が起こってAEDが必要になった患者)の社会復帰率は全体の2倍だったそうです。
AEDの使用方法をしっかりと知ることが市民同士の助けあいに繋がりそうですね。
■AEDについて
AEDは、心室細動で心停止を起こした患者に電気ショックを与えて心臓を動かす機器。
日本では、2004年に一般市民にもAEDの使用が認められ、現在20万台以上が設置されており、医療機関以外での設置が増えている。
■参考リンク
- AEDを知っていますか – 日本心臓財団
- 救命措置の流れ(心肺蘇生法とAEDの使用) – PDFファイル、総務省消防庁
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