by kanegen(画像:Creative Commons)
中国で健康食品ブーム!いずれ米国をしのぐ世界最大の消費国に?―中国メディア
(2010/5/10、Record China)
2010年5月9日、中国新聞網によると、経済的に豊かになるにつれ、中国人の健康意識が急速に高まっており、サプリメントなど健康食品は中国人の生活にとって必要不可欠な存在になりつつある。
中国といえば、健康食品やサプリメントというよりも、漢方薬というイメージだったのですが、現在は、健康食品ブームなのだそうです。
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中国保健協会によるサプリメント商品市場研究報告書では、単一国家・地域のうち、09年の市場規模は米国が161億ドルで世界最大。
2位は中国で134億ドル。
3位は日本で127億ドル。
06年の時点で中国の市場規模は59億ドルだったが、わずか4年で2倍以上も成長しており、2010年には世界最大の健康食品消費国になるとも見られている。
現在は、サプリメントの市場規模は、アメリカが第一位ですが、人口でいえば、今後は、中国が世界最大の健康食品消費国となりそうです。
これほど中国で健康食品の市場が成長しているのはなぜなのでしょうか。
中国における健康食品の生産・販売は1990年代に始まった。
当初はその大部分を欧米からの輸入品が占めていたが、2000年代に入ると、中国国内での生産や販売店のチェーン展開が進み、中国国内の保健食品市場が急速に成長したという。
薬品と比べ、健康食品は利幅が大きいことから、小売側ではこれらの販売促進に力を注いでいる
健康食品の利幅が大きいことから、小売店が積極的に販売するようになったことが理由の一つにあるようです。
その他には、急速な経済成長による食生活の変化や運動不足で、糖尿病や脂肪肝、高血圧、肥満などの生活習慣病が増えていることが理由の一つにあると思います。