by Steve Bedak(画像:Creative Commons)
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(2010/5/26、ロイター)
健康な成人が1日にグラス1─2杯のアルコール飲料を摂取した場合、まったく飲酒しなかった人と比べて、特定の糖尿病の罹患率が低いとするオランダでの研究結果が25日明らかになった。
オランダでの研究結果によれば、一日に1~2杯の飲酒は、糖尿病のリスクを減らす可能性があるそうです。
研究は、オランダ国立公衆衛生環境研究所と同国の複数の科学・医学関連の研究施設が、主に40歳以上の人々がかかる「2型糖尿病」に焦点を当て、成人3万5000人を対象に10年間にわたって実施。
その結果、健康的な生活に加えて適度の飲酒を続けた人たちは、アルコールを完全に控えた人々と比べて2型糖尿病にかかる割合が40%低かった。
このように紹介されると「お酒を飲んだ方がいいなら、どんどん飲もう」という人がいるかも知れないので、あくまでも「適度な飲酒」が大事なポイント。
適度な飲酒とはどのくらいの飲酒なのでしょうか。
同研究では「適度な飲酒」量について、女性の場合は1日最大グラス1杯、男性の場合は同2杯と定義している。
また「健康的な生活」については、バランスの取れた食生活と適度な運動を行うこと、肥満を予防し喫煙をしないこととしている。
まとめると、
●バランスのとれた食生活
●適度な運動
●禁煙
●肥満予防
●適度な飲酒(女性一日グラス1杯、男性一日グラス2杯まで)
が糖尿病のリスクを減らす生活と言えそうです。
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