不眠による突然死(狭心症・心筋梗塞・脳卒中)を昼寝で予防

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by geir tønnessen(画像:Creative Commons)

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【目次】

[不眠]突然死を遠ざける昼間の“チョイ寝”

(2010/6/30、ダイヤモンド・オンライン)

「睡眠は食事同様、生命現象の基本中の基本。睡眠不足は栄養不足と同じようなもの」と、国立精神・神経センター精神保健研究所の白川修一郎客員研究員。

眠りの質の低下はさまざまな病気の発症につながると警告する。

睡眠の質の低下は様々な病気の発症につながるそうです。

■睡眠不足と高血圧

特に注意が必要なのは、高血圧だ。

睡眠不足は心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)などによる突然死のリスクを高めることが研究でわかっている。

睡眠不足によって、心臓に負担がかかり、高血圧に影響を与え、狭心症や心筋梗塞脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)などによる突然死のリスクが高まるそうです。

→ 高血圧 について詳しくはこちら

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■睡眠不足と肥満

肥満が気になる人も要注意だ。

米コロンビア大学が約8000人に実施した研究の結果によると、睡眠が5時間以下の人は、7~9時間の人に比べて 73%も太りやすかった。

これは「睡眠不足になると、食欲を抑えるレプチンという物質が減り、逆に食欲を高めるグレリンという物質が増えるため」(白川氏)である。

睡眠不足になると食欲を抑えるレプチンが減り、食欲が増すグレリンが増えるため、太りやすくなるそうです。

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睡眠不足が太る原因?|睡眠と肥満のカギを握る2つのホルモンとは?

グレリン:脳の食欲中枢を刺激して食欲を感じさせる作用をもつホルモン。

レプチン:脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きをもつホルモン。

つまり、グレリンとレプチンが、空腹と満腹のバランスをとっているということですね。

この食欲のバランスをとるグレリンとレプチンのバランスが、睡眠不足によって、影響を受けているようなのです。

30~60歳の男女1024人で、血液中の食欲調整ホルモンの値と平均睡眠時間、体格指数(BMI)との関係を分析。

その結果、睡眠時間が短いほど食欲ホルモンのグレリンが高い一方、満腹ホルモンのレプチンが低く、BMIが高かった。

(データ:PLoSMed;1(3):e62,2004より改変)

睡眠不足になると、グレリンが増えて食欲が増し、レプチンが減って満腹を感じにくくなってしまうそうです。

グレリンの過剰とレプチンの低下は一晩寝不足しただけでも起こる。

一晩寝不足しただけでも、グレリンの過剰とレプチンの低下は起こる、つまり、太りやすい体になるようです。

■理想の睡眠時間とは

「理想の睡眠は7時間。6時間半~8時間眠る人は健康リスクが低い」と白川氏。

人間は寝ているあいだにたまったストレスを解消させたり、脳の機能を回復させている。

睡眠が5時間以下になると、脳の前頭葉の働きが障害を受け、注意・集中力、判断力、記憶・学習能力、感情のコントロール力、意欲など、認知機能全般が低下する。

理想の睡眠時間は7時間前後のようです。

睡眠時間が5時間以下になると、脳の働きが落ちてしまうようです。

睡眠時間が何時間だと脳卒中による死亡リスクが高くなるか?

(2015/11/11、MEDLEY)

睡眠時間が6時間以下であると出血性脳卒中による死亡のリスクは減少し、9時間以上であるとすべての脳卒中および脳梗塞による死亡のリスクが増加するという結果でした。

睡眠時間が長すぎるとかえって脳卒中リスクが高くなるそうなので、このあたりに脳卒中の原因が隠れているのかもしれません。

■睡眠不足を解消する方法

白川氏がビジネスマンに勧めるのは、昼寝の習慣だ。

食後に15~20分のあいだ仮眠するだけで、午後の仕事はかなり楽になるという。

午後早めの短い睡眠であれば、夜に眠れなくなることもない。

また、睡眠不足の人は、就寝時間を30分ずつ早めていくと解消できるという。

食後に15分から20分ほど昼寝することで、すっきりするようです。

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もし不眠が続くようでしたら、一度睡眠に関する専門医に診てもらうようにしましょう。

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