インフルエンザ流行入り宣言とは?どんな数値をもとに決められているの?|#インフルエンザ


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by Guðrún Valdimarsdóttir(画像:Creative Commons)




■インフルエンザ流行入り宣言とは?どんな数値をもとに決められているの?|#インフルエンザ

インフルエンザ急拡大がデータ分析から判明 今週にも「流行入り宣言」の可能性

(2016/11/16、ヤフー株式会社)

「インフルエンザ流行入り宣言」とは、厚生労働省より毎週報告されいてる「インフルエンザ定点当たり報告数」の定点あたりの数が1を越えた時に宣言されます。11月11日に厚生労働省より公開された数値は「0.59」。この数字を基準にヤフー検索データを使ったロジックに当てはめると次回の公開時(11月18日)の数値は「1.05」になるとみられ、流行入り宣言の基準である「1」を超えるとの予測値が出ました。

「インフルエンザ流行入り宣言」とは、厚生労働省より毎週報告されている「インフルエンザ定点当たり報告数」の定点あたりの数が1を越えた時に宣言されます。

【参考リンク】

例えば、インフルエンザの発生状況について(2017/12/1、厚生労働省)によれば、平成29年第46週(平成29年11月20日から平成29年11月26日まで)分の定点当たり報告数は 1.47(患者報告数 7,280)となり、流行開始の目安としている 1.00 を上回ったことから、2017年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。

また、インフルエンザ定点当たり報告数・都道府県別を見てみると、都道府県別では沖縄県(4.88)、長崎県(4.47)、愛媛県(3.39)、宮崎県(3.20)、石川県(3.08)、宮城県(2.78)、新潟県(2.66)、栃木県(2.55)、福岡県(2.32)、大分県(2.24)、福井県(1.97)、東京都(1.86)、神奈川県(1.86)、広島県(1.70)、静岡県(1.65)、鹿児島県(1.61)、佐賀県(1.58)、和歌山県(1.51)の順となっています。

インフルエンザの発生状況について

(2017/12/1、厚生労働省)

第47週での流行シーズン入りは、例年よりもやや早い時期の流行入りです。

2016/2017 シーズン:2016 年第 46 週
2015/2016 シーズン:2016 年第 1 週
2014/2015 シーズン:2014 年第 48 週
2013/2014 シーズン:2013 年第 51 週

インフルエンザ予防接種はいつ接種するのがいい?どのくらい効果は継続する?によれば、インフルエンザの予防接種は接種後すぐに効果が出るわけではなく、効果が効き始めるのは、接種後2週間ですので、インフルエンザ予防接種を普段からしている方は早めにしたほうがよさそうです。

ただ、インフルエンザ予防のために病院に行くと、かえって感染する可能性があるを考えますと、#UBER、インフルエンザ予防接種をデリバリーできる1日限定のキャンペーンを実施で紹介した、できる限り隔離した状態でできるUBERのインフルエンザ予防接種をデリバリーするアイデアが広まるといいかもしれませんね。




■咳エチケットを心がけましょう!

インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染します。インフルエンザの流行が始まりましたので、周囲の方々のためにも「咳エチケット」を心がけましょう。

咳エチケットの方法|他の人に感染しないようにするためにもによれば、咳エチケットとは、他の人への感染を防ぐための咳やくしゃみのやり方のことです。

平成29年度 今冬のインフルエンザ総合対策について|厚生労働省

●咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

●鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

●咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。

インフルエンザなどの感染症を防ぐためにも、咳エチケットを守りましょう。

マスクやティッシュ、ハンカチなどがない時に咳やくしゃみをしたい場合には、ひじの裏側を口にもってきて行ないましょう。

手の平で口を覆うと、手にウイルスや菌がついてしまいます。

手の平についてしまうと、ドアノブや手すり、つり革といった公共の場で触れるものにもウイルスや菌がついてしまい、感染が広がることが予想されます。







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