by Dick Thomas Johnson(画像:Creative Commons)
就活学生にはスーツ禁止を!~「クールスポット」をつくろう(3)
(2011/7/1、SYNODOS JOURNAL)
就職難のなか、わずかなチャンスも逃したくない彼らにとって、クールビズの意義など理解しない意識の低い面接担当者に当たって落とされるリスクを回避できるなら、とりあえずリクルートスーツを着ておくという選択肢をデフォルト戦略にするのはむしろ当然のことだ。
企業が連携して(少なくとも財界ベースで)、よほど強く、「スーツ禁止」ぐらいはっきりといわないかぎり、スーツ姿の就活生が消えることはないだろう。
彼らは、汗を抑えるため水分を控えようとするだろうし、少々気分が悪くても黙ってがまんしようとするだろう。
Yahoo!ニュースの熱中症カテゴリーを見ると、熱中症になった人のニューズが増えているようです。
⇒ 熱中症 について詳しくはこちら。
熱中症対策のために、企業では、例えば6月から「スーパークールビズ」=ポロシャツ、ジーパンOKだったり、家庭でも様々な対策を行うことが出来ますよね。
しかし、忘れがちなのが、就活学生のスーツです。
就活のために、暑い中でもリクルートスーツを着なければならないと考えている学生も多いでしょう。
採用を行う企業側が就活学生の健康のためにも、スーツ禁止とまでいわなくても、ジャケット禁止ぐらい言ってもいいのではないでしょうか。
もちろん就活学生だけでなく、現役の働き手世代も同様のリスクにさらされている。
労働災害における熱中症は30代~50代に多く、死亡者の発生は14~16時前後に集中している。
労働中、あるいは休憩後に労働を再開した直後などが典型的なケースだ。
熱中症による死亡者に男性が多いのは高齢者を除けば他の世代でも共通だから、よく揶揄される男性ビジネスマンの「暑苦しい服装」のせいばかりではなかろう。
熱中症による死亡者に男性が多いのは、高齢者を除けば他の世代でも共通なのだそうです。
男性ビジネスマンの「服装」にも問題があるのかもしれませんね。
⇒ 熱中症 について詳しくはこちら。