ハンガリーで「ポテチ税」施行、脱メタボと税収アップに期待


Lays Potato chips

by Lisa Pinehill(画像:Creative Commons)




ハンガリーで「ポテチ税」施行、脱メタボと税収アップに期待

(2011/9/2、AFPBB)

ハンガリーで1日、塩分や糖分の高い食品に課税する、通称「ポテトチップス税」が施行された。

中道右派のオルバン・ビクトル(Viktor Orban)政権によると、課税対象は袋入りスナック菓子、クッキー、炭酸飲料、栄養ドリンクなどで、国内メーカーと輸入業者が納税義務を負う。

国民の食習慣の改善と肥満対策が目的だが、厳しい経済情勢の中で歳出削減に取り組む同国政府としては、年7400万ユーロ(約81億2300万円)相当の税収アップへの期待も伺える。

新税導入を推進した議員はAFPの取材に対し、「不健康で高価な食品は食べないように、という消費者に向けたメッセージだ。同時に、メーカーに食塩・砂糖の使用量を削減するよう促す意図もある」と説明した。

ハンガリーでは、塩分や糖分の高い食品に課税する、通称「ポテトチップス税」が施行されたそうです。

目的は、食習慣の改善・肥満対策とのことですが、税収アップにも期待しているようです。

税収アップと国民の健康悪化(肥満や糖尿病など)に伴う医療費の増加を減らすために、世界的にこうした動きが見られますね。

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