単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%|国立社会保障・人口問題研究所


Korean girl

by nguyen hoangnam(画像:Creative Commons)




単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%

(2011/12/9、朝日新聞)

勤労世代(20~64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることが、国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかった。2030年には生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になると見込まれ、貧困女性の増加に対応した安全網の整備が急がれる。

07年の国民生活基礎調査を基に、同研究所社会保障応用分析研究部の阿部彩部長が相対的貧困率を分析した。一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだ。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中している。

貧困者全体の57%が女性で、95年の集計より男女格差が広がっていた。非正規雇用などの不安定な働き方が増え、高齢化が進むなか、貧困が女性に偏る現象が確認された形だ。

国立社会保障・人口問題研究所の分析によれば、単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることことがわかったそうです。

Mr.サンデー(2012/2/5、フジテレビ)という番組で、「貧困女子」というのが取り上げられていましたが、月の手取りの給料から家賃を差し引いた金額が生活保護受給者よりも少ない8万4999円以下(年収が200万円に満たない)になる貧困層の女性が多いそうです。

世界の若者に貧困が広がっているのかもしれません。

韓国の若者 美容・失業で食事抜く=月4回以上

(2012/2/6、聯合ニュース)

韓国統計庁が6日に公表した穀物消費量に関する調査結果によると、20代前半の女性は月5.6回食事を抜いていると把握された。全体で最も高い数値だ。20代後半の女性もまた欠食回数が月5.1回に達し、2番目に多かった。

男性は25~29歳の年齢層で欠食回数が多かった。同年齢層は月3.2回、20代前半の男性は月2.5回だった。性別を問わず、5歳単位で調査した欠食回数は、20代後半が4.1回で最も多かった。

韓国の20代の男女は月に4回ほど食事を抜いていることがわかったそうです。

20代で欠食率が高いのは、恋愛や就職などを考慮して無理にダイエットをしたり、登校や出勤時間に食事を取る余裕がないためと推定される。

また、青年失業問題も欠食と関連があるとみられる。就職難に苦しむ若者は厳しい懐事情に加え、時間に追われ、食事を抜く可能性が高いとの分析だ。

記事によれば、理由としては主に3つ。

1.恋愛や就職などを考慮してダイエットしているから。

恋愛のためにダイエットするのはわかるような気がしますよね。

興味深かったのは、就職を意識してダイエットしているということ。

やせていることが就職に有利であることを若者が意識しているということなんですね。

2.登校や出勤時間に食事を取る余裕がないから。

日本でも同じような傾向が見られ、厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」によれば、若い男女を中心に朝食を取らない人の割合が増加傾向にあり、30代男性では10年前に比べ約10ポイント上昇し、30%を超えているそうです。

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3.失業でお金が無いから。

お金が無いことで食事の質を落としたり、食事そのものをとらなかったりしてしまっているようです。

1・2はいずれは解消されるでしょうが、3は問題ですよね。

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