(2015/3/21、東洋経済オンライン)
バイオジェン・アイデックの治験薬が、患者の認知機能の低下を大きく遅らせることに成功した、その第一号となったのです。
また研究結果を検討したところ、アルツハイマー病の発病で重要な役割を果たしていると思われる、脳内の垢のような、ある物質を減少させる効果があることも分かりました。
バイオジェン・アイデックの治験薬が、患者の認知機能の低下を大きく遅らせることに成功したそうです。
ところで、先日認知症(アルツハイマー病)予防にカマンベールチーズがよい!?−東大などによれば、カマンベールチーズに含まれる成分に認知症の一種であるアルツハイマー病の原因物質「アミロイドβ(Aβ)」の脳内での沈着を抑えることをマウスの実験で特定し、アルツハイマー病の発症を抑える可能性があることをお伝えしました。
アルツハイマー病の発症抑制・予防についての研究は少しずつ進んでいるようですので、注目ですね。
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